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福岡市科学館に行ってきました1

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妻の実家である福岡に里帰りした時、新しくできた福岡市科学館に行きました。今回は2017年10月1日にオープンした福岡市科学館について書いていきます。

※授業ネタではありません。興味のない方は読み飛ばしてください。

街なかにある福岡市科学館

福岡の中心街である天神から数駅、天神南駅から約10分の場所にあります。福岡空港から40分、博多駅から約30分です。駐車場はありません。科学館といっても、見た目は普通のビルでした。一階は食料品、二階はオシャレな蔦屋書店でした。年末だからか、10時頃にはプラネタリウムのチケットを取るための行列が外まで連なっていました。

3階

3階はチケット売り場と企画展示室があります。また、連携スクエアという場所があり、協賛している企業の広告が科学館っぽく展示されていました(笑)

このコーナーは無料で観覧することができます。

4階 サイエンスナビ、交流室、実験室

こちらは4階のサイエンスナビと呼ばれる資料室です。科学に関連する本が子ども向けから大人向けまでたくさんありました。大型テレビが並んでいて、選択していくと科学の事柄について調べることもできます。

開館記念特別展 「宇宙なひと」

プラネタリウムを見る予定だったのですが、無料で開館記念特別展関連サイエンスショーが開催されていたので、見ることにしました。見た感想は・・・子ども向けの小さな科学ブースとった感じ。無料だから仕方ないですね。ちなみにこれを見ている間にプラネタリウムは売り切れてしまいました。最新式のプラネタリウムを見たかったのに・・・無念(泣)

お土産

サイエンスショーでおみやげをもらいました。折り曲げられて先を赤く塗られたクリップと厚紙に巻かれた糸です。クリップが磁化されていて、コンパスのように北をさすようになっています。入り口で配られたものの、説明は

「これで北を調べられます。家で使ってみてください」

関西人のふたばは
「今使わへんのか〜い!」
とツッコミをいれそうになりました。

やっぱりお金を払わないと良いものはみれないと感じた出来事でした(笑)

それでは、気を取り直しまして。開館記念特別展についてです。

宇宙なひと〜つながり、時空を超えて〜

「宇宙なひと」では、宇宙に関係する様々な展示がありました。

展示物

ガリレオの望遠鏡のレプリカがありました。ロマンを感じますね。

これは、まさか・・・、スーパーカミオカンデ用の光電子増倍管ではないかぁ。周りの小さい子どもが無視していく中、ふたばはしばらく見とれていました(笑)

宇宙観

昔の人の宇宙観です。神様が支えていたり、蛇や亀や象が支えていたりです。子どもに自分だったらどんな風に考えるかを考えさせても面白そうですね。

宇宙人を探し続ける人「フランク・ドレイク」ロマンですね。他にも様々な展示がありました。

宇宙服

運用が止められたスペースシャトルの模型。私達の時代は宇宙といえばスペースシャトルです。

映画ポスター風の宇宙飛行士たち

展示を見て初めて知りましたが、NASAではミッションごとに宇宙飛行士たちを集めて、映画ポスター風に写真を撮るそうです。スタートレックやパイレーツ・オブ・カリビアン、マトリックスなど、その年の大ヒット映画のポスターをもじるみたいですね。面白いです。

宇宙食

いろいろな宇宙食。日本製のものは味もよく人気だそうですよ。

これが何かわかればあなたは宇宙通です。

国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」です。数ある実験棟の中でも一番大きいそうです。

ペンシルロケット

いろいろなペンシルロケットがありました。

宇宙といえばロケットですね。このようなペンシルロケットが実験データを集めてくれたおかげで大きなロケットが打ち上げられるようになったんですね。

「はやぶさ」をさがせ

突然ですが、1000分の1サイズのイトカワ上にいる「はやぶさ」を探してみてください。

タイムアップ!

正解はこちらです。

ちっちゃ!っていうかイトカワでかっ!日本が誇る小惑星探査機です。

はやぶさ

はやぶさ2

火星を調べる惑星探査機「オポチュニティ」

ロボットって感じのフォルムがかっこいいです。

国産ロケット

NIPPONの文字が光ってます。H2Aロケットをはじめとする国産ロケットたち。宇宙産業はこれからどんどん活性化していくはずです。これらの展示をみた子どもたちが将来宇宙に関係する仕事につくかもしれません。日本、世界にとって明るい未来がきてくれることを切に願います。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]





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