ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

授業で見せたい動画38「カラスの知能と密度」

time 2015/12/14

よく「三歩歩けば忘れるトリ頭」と鳥類は頭の悪いように言われます。脳の容積は哺乳類に比べて確かに小さいですが、バカにはできません。(そもそも脳の大きさで賢さは計れないです。イルカは人より大きい脳を持ちますが、知能は人間の幼児程度とされています)鳥類の賢さには驚かされることがあります。言葉をしゃべるインコが一時期話題になりましたが、今回はカラスの知能について書きたいと思います。カラスは知能が高いことで有名です。人間でいう7才程度の知能があるという研究結果もあるほどです。この動画はカラスの知能を調べた実験です。授業では一年生密度、体積の単元で使えると思います。授業の導入でこの動画を見せれば

「カラスには負けられない!」
と授業に対して一生懸命取り組んでくれるはずです(笑)

カラスの知能と密度

実験①土と水の入った筒

二つの筒があり、一方には土、もう一方には水が入ってあります。カラスは二つの筒を見比べるとすぐに、水の入った筒に小石を投入していきます。水位が上がり、難なく餌をゲット!
実験②消しゴムと発泡スチロール
「見た目は同じ密度は違う、その名も消しゴム!」とコナン並みの推理をして消しゴムだけを筒にほりこんで行きます。これも難なくクリアです。

実験③密度の違うおもり

わずか10秒でカラスに軍配が上がりました。すごすぎるぜカラス!

実験③直径の異なる筒

はじめは直径の大きな筒に消しゴムを放り入れます・・・「あれ?あまり餌が浮いてこないなぁ・・・もしや!?」
という声が聞こえてきたとかこないとか
というわけで直径の小さい筒の方が水位が上がりやすいことを発見し、餌を手に入れました。いやぁ、ちゃんと考えてます。

実験④水位差のある直径の異なる筒

水位の低いが直径が小さい筒と水位が高いが直径の大きい筒。実験としては、「直径の小さい筒の方が水位が低くても早い」ということがカラスにわかるか調べたかったんだろうけど、カラスは直径の広い筒に消しゴムを連投。無事に餌をゲット。カラスにとっては餌がとれれば実験なんかどうでもいい・・・そらそうですね。

実験⑤U字型試験管

筒の底を見えないようにしたU字型試験管。しかし、カラスはこれもクリア・・・カラス恐るべし。
 
ということで人間よりもはるかに脳の小さいカラスに素晴らしい思考があることがわかりました。この動画を授業で見せた後、
では、カラスに人間様の力を見せてあげましょう!」
と言って密度のプリントを配ったら、生徒は嫌がるだろなぁ・・・思った今日この頃でした(笑)

別の実験映像

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、三十路超え 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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