ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

紅葉の仕組みを科学する

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紅葉の季節も終わり、あと2日で2017年も終わりです。どんな1年でしたでしょうか?ふたばは、なんとか生き残れました(笑)

今回は紅葉の仕組みについて書いていきたいと思います。

三つの色素の割合変化

葉の色合いは三つの色素によって決まります。

  • クロロフィル(葉緑素)【緑色】
  • カロテノイド【黄色】
  • アントシアニン【赤色】

です。紅葉はこの三つの色合いによって決まります。クロロフィルとカロテノイドはもともと葉にある成分で光の吸収に関わっています。葉が緑色に見えるのは、クロロフィルの量が圧倒的に多いからです。秋になって気温が下がると光合成の働きが低下します。その結果光のエネルギーが過剰になり、葉の中で有害な活性酸素が生成されます。その結果、クロロフィルが分解され、カロテノイドの黄色が目立つようになるのです。

イチョウが黄色くなるのはこれが原因です。では、モミジが赤くなるのはなぜなのでしょうか?実はクロロフィルが分解されるのと同時に樹木は冬を越すために葉を切り離す準備を始めます。すると、光合成で作られた糖などを枝へ送る流れが止まり、葉に糖がたまります。糖によってアントシアニンが生成されることで葉が赤くなるのです。アントシアニンといえば、紫芋や赤ジソなどに含まれてpHによって色が変わるやつですね。

化学や生物で使える授業小ネタでした。

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