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熱伝導率を調べる実験

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熱伝導率を調べる実験を行いました。

熱伝導率を調べる実験

熱伝導率は、熱の伝えやすさを数値化したものです。熱しやすく冷めやすいとのは熱伝導率が高く、逆に熱しにくく冷めにくいものは熱伝導率が低くなります。
調べた物質は、鉄、プラスチック(PET)、銅の3種類です。
 ボール紙に切り込みを入れて、鉄、プラスチック、銅の板を差し込みます。
それぞれの物質の上に氷を置いたら準備完了です。
熱伝導率が高いほどの氷は早く融けるはずです。どのような結果になるのでしょうか?
10分後
銅に載せた氷は3分の2程度まで小さくなりました。プラスチックと鉄では鉄の方が多く融けています。
熱伝導率でいえば
銅>鉄>プラスチック(PET)
ですね。金属の方が熱伝導率が高い傾向があるようです。こらも金属結合が関係しています。自由電子が熱を運ぶ役割をするそうです。
この実験は発泡スチロールの板の上でおこなってください。机からの熱放射により実験がうまくいかない可能性があります。机の上もベチャベチャになります(笑)
融けた水の量をみれば結果が一目瞭然です。
あらかじめ氷の質量を計っておき、発泡スチロールに落ちた水の量で解けた量を調べても面白いと思いました。
ちなみにダイヤモンドはこの熱伝導率もすごいです。下に動画を載せます。授業で合わせて見せると盛り上がりますよ。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]





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