以前オシロスコープが使えるアプリについて紹介しました。
しかし、アプリはダウンロードする必要があります。せっかくなら一人1台持っている生徒用タブレットを活用したいですよね。調べてみると、教育用プログラミングソフト「Scratch」で作られたオシロスコープが公開されていた!・・・と思ったらオシロスコープっぽく動作するだけのソフトでした。
※以前ブログでオシロスコープとして紹介してしまっていました。よく調べもせず掲載してしまい申し訳ありません。
改めて、ダウンロード不要でWebブラウザだけで利用できそうなオシロスコープを探してみたところ、それっぽいのを見つけました。!こちらです。scratchでの反省を元に音叉で実験してみましたが、きちんと測定できているようでした。
ブラウザアプリなので、ダウンロード不要で授業で利用することができます。
実際に使用してみたところ、外付けマイクを使用した方が波が安定しました。色々試してみてくださいね。
このソフトと、自由に音階(周波数)を出せるページ(音階周波数)を組み合わせると面白いペア学習ができます。
周波数を上げていく波の間隔が狭くなり、下げると波の間隔が広がります。また、音の大きさを大きくすると波の振れ幅が大きくなります。振動数と振幅を実体験から気づかせることができます。絶対音感をもつ生徒がいたら、音階当てクイズをするだけで盛り上がります。
音の単元の授業を行う際はぜひ、使ってみてください。
追記です。
こちらはScratchですが、実際に音を出すことでオシロスコープのイメージがつきそうです。使えそうです。
リンク
リンクはこちら
※以前紹介していたオシロスコープアプリ「Pen Oscilloscope Test」は音量だけで波の高さを表現しているもので、オシロスコープとは言えないものであることが分かりました。しっかりと調べずに紹介してしまい申し訳ありません。気をつけたいと思います。
情報を頂いた、かがあやさんありがとうございます。
コメント
「周波数を上げていく波の間隔が狭くなり、下げると波の間隔が広がります。」
この確認をする際、音量に変化はありませんでしたか?
スクラッチプロジェクトのコードを確認されることをお勧めします。
音量を入力として、サインカーブを描いています。
「Pen Oscilloscope Test」は、一種のサウンドビジュアライザーです。
曲線に意味はありません。
スクラッチで検証プロジェクトが作成されていました。左上の青いマルを動かしてみてください。
scratch.mit.edu/projects/942070377/
「Pen Oscilloscope Test」のことはどこでお知りになりましたか。
学校の授業でこのプロジェクトをオシロスコープとして使われているケースが散見され、問題を感じています。
by かがあや 07/05/2024