ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

重い気体と軽い気体

time 2017/01/05

今回は理科の研修で行った重い気体と軽い気体について調べてる実験を紹介します。

重い気体と軽い気体



ボンベを使って実験をしました。実験用ボンベって本当に高いですよね。酸素が500円、水素は700円近くします。意外と簡単になくなってしまうので大事に使いましょう。それでは実験スターート。

①二酸化炭素 CO2

二酸化炭素は重いです。シャボン玉に入れるとすごい勢いでシャボン玉が落ちていきます。二酸化炭素が空気より重いことが簡単にわかります。二酸化炭素をコップに入れて、ろうそくの火にかけるのも面白いですよ。

目に見えない二酸化炭素がコップから流れ落ちてろうそくの火を消すのはおばけを見ているようです。子どもたちも大喜びだと思います。

後は、ドライアイスの上にシャボン玉を浮かべる実験は有名です。
 

②水素 H2

水素もシャボン玉にその軽さがわかります。すごい勢いで天井に向かっていきます。水素といったら「音を立てて燃える」やってみましょう。
マッチで火をつけてシャボン玉に当てると・・・
「ボッ」っと音を立ててもえました。すごい!やっぱり水素は燃えるんですね。おもしろい。ただし、火を扱う危険な実験です。水素は爆発します。ふたばは責任を取れませんので実験を行う際は安全に配慮した上で自己責任でお願いします。
 

③ブタン C4H10

カセットコンロで使われるブタンの重さを調べてみます。このカセットコンロの口は一般的なものより太くなっています。おそらく事故防止のためだと思われます。ということで特別な機器(?)をつかいます。
↑ストローとゴム管を組み合わせた「ブタンガス抽出装置」です(笑)
これを使うとブタンガスを取り出すことができます。シャボン玉に入れると・・・
下に向かって落ちていきました。ブタンは重いんですね。ガスということでやっぱり火をつけたくなります。火をつけると・・・
ブォッと勢いよく火柱が上がりました。・・・怖っ!さすがブタン。水素よりも激しく燃えました。危ないです。この実験は専門家の元安全に十分に配慮して行っています。ブ
は可燃性の危険な気体なので取り扱いには十分に気をつけてください。子どもには絶対にやらせてはダメですよ。

③都市ガス(メタン C2H6)

メタンの性質を調べてみました。
都市ガスを取り出す装置(?)を作ります。
太いと多量のガスが出て危ないので、先は細めてあります。


ガス栓に取り付けて・・・


シャボン液につけて・・・


元栓を少しだけひねると・・・シャボン玉ができました。シャボン玉は勢いよく上に上がりました。メタンは空気より軽いことがわかります。よく考えたらガス警報機が天井についていますもんね。ちなみにプロパンガス(C4H10)は空気より重たいそうです。プロパンガスを使用されている建物のガス警報機は足元にあるんですね。勉強になります。
今日書いた実験はあくまで専門知識のある大人が安全に十分配慮して行ったものです。学校での実験にはそぐわないものもあります。特にガスの実験は可燃性であり、吸い込むだけでもとても危険なので学校では絶対に行わないでください。このブログは一切の責任は負いません。実験は自己責任で、安全に十分に配慮しておこなってください。楽しい実験も事故や怪我が起きてしまっては何にもなりません。安全に楽しく理科を学ばせましょう。

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST) 養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月45000pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

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