ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

子どもに見せたい動画「世界地図で見る核爆発〜平和学習で核について考える〜」

time 2016/02/17

この動画は、1945年から1998年までに繰り返されてきた2053回の核実験の様子を表しています。北朝鮮による水爆実験が問題になりました。学校では平和学習の中で「日本が世界唯一の被爆国であること」は教えますが、その意味がきちんと伝わっているのか疑問に思います。国際社会において核の恐ろしさを正しく伝え、そして核廃絶を先頭に立って訴えて行くのはやはり日本人であってほしいと感じます。福島の原子力発電所が津波によって放射線漏れなどの問題が起きた時、私は神奈川県で教員をしていましたが、アメリカ人を親に持つ生徒はすぐに危険を理由にアメリカに一時帰国しました。日本人は「神奈川は福島から遠いから平気かな」程度だったように思います。海外まで逃げた日本人がどれだけいたでしょうか。核の危険性について、日本人はあまりにも無知なような気がします。平和学習をもう一度検討していく必要があると感じます。今回は平和学習で「核」について教える授業を考えてみたいと思います。

世界地図で見る核爆発

 これは核実験の動画です。建造物がどうなるのか、生物がどのようなダメージを受けるのか調べています。

爆風だけでこの威力ですが、核の怖さは爆発後も続きます。それが放射能です。戦争は国と国の戦闘員同士が戦うことが基本ですが、核爆弾は戦闘員も男も女も子どもも動植物も関係なくすべてを破壊し尽くします。これは戦争の兵器としては成り立っていないのではないでしょうか。しかし、核は世界の多くの国が保有していますし、今後保有国が増えることがあっても減ることはないでしょう。「核抑止力」という理由で各国が原子力爆弾を保有しています。でも、これって大きな声で言うべきことじゃないと思います。例えるなら
「俺の言うことを聞けよ、俺のバックには暴力団(核)があるんだぜ」
というのと同じですよね。・・・これって正しいのでしょうか。子どもにも考えさせたいです。
核についての話をもう一つ。

核のフットボールとは

下の写真をみてください。手を振っているアメリカ合衆国大統領オバマさんです。
一見、外交のために海外まで外交のためにやってきた平和な写真のように見えます。一見平和なこの写真にも核問題が見え隠れしています。どこだかわかりますか。わからない方のためにもう一枚写真をみてもらいたいと思います。
この写真で左に写っているのはレーガン大統領です。注目していただきたいのは右の男性。海兵隊少佐ジョン・クラインさんの持っているカバンです。よく見ると上のオバマさんのバックにもカバンを持つ兵隊さんが・・・この鞄のこと知っていますか。
かなり大きな鞄です。この鞄の中身とは・・・。
アメリカ大統領のすぐそばにあるこの鞄。通称核のフットボール。このブリーフケースには、
「アメリカの大統領が核攻撃の許可が出せる道具が入っているのです。」
アメリカ合衆国大統領には、核兵器の発射コードとフットボールを携帯した軍事顧問1名が常に随伴しているのです。核のフットボールには4つのものが入っているそうです。報復措置を記した黒い手帳、極秘の場所を一覧化した本、緊急警報システムの手続きをまとめたマニラフォルダー、認証コードが書かれたカードの4つです。
ゼロハリバートン社の金属製のブリーフケースで黒い革のカバーで覆われている。鞄の重さは約20kg。
アメリカ大統領のあるところに必ずある核のフットボール。ということはアメリカ大統領が来日するときは日本に持ち込まれるということです。
非核三原則 持たず、作らず、持ち込ませず
確かに核は持ち込ませていない(アメリカ軍事基地にはある?)しれませんが・・・発射装置は堂々と持ち込まれているんですね・・・これってどうなんでしょう。
核爆弾はアルバートアインシュタインによる相対性理論をもとに作られました。アインシュタインはある手紙を残しています。
「私は人生でとてつもない間違いを犯してしまった。ルーズベルト大統領に対して原子力爆弾を作るように推薦した手紙にサインをしたことだ。しかし、理由もある。ドイツ人がそれらを作る危険性もあったのだ。」
核は人間が持ってはいけない、コントロール不能な力なのかもしれません。

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST) 養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月45000pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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