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タマネギの色素で染色(媒染剤で染める)

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全回に続き染色ネタです。今回は、珍しいタマネギを使った染色について書いていきます。

タマネギの色素で染色



タマネギで染色するためにはタマネギの皮をたくさん集める必要があります。学校でカレーや豚汁を作るときに皮をもらうといいかもしれません。

タマネギの表皮で染色を行う方法

タマネギにはケルセチンと呼ばれる色素が含まれています。
タマネギを染めたい布の重さの半分用意します。
お湯3リットルで20分煮詰めます。
プラスチックのザルで濾過します。
※金属だと変色してしまいます。
染色液がとれました。次に媒染液を作ります。
アルミ媒染剤
カリミョウバンAlK(SO42・12H2O
90gを3リットルの水に溶かして3%の水溶液をつくります。
鉄媒染剤
塩化鉄III、FeCl3
同じく3%の水溶液を3リットルつくります。
他にも硫酸銅IIで銅媒染剤などがあります。家庭でやるときはスチールウールをお酢につけると鉄媒染剤がつくれます。
「染色の仕方」
はじめに染色液に10分程度つけます。その後、媒染液に3分程度つけます。媒染液と触れた瞬間色が変わります。
酸化鉄媒染液は茶色になります。
アルミ媒染液では黄色くなります。
※媒染液がつかないように注意してください。
干して乾かします。
上がアルミ媒染液、下が酸化鉄媒染液で染めたものです。
かっこいいTシャツになれよ〜。
ということで媒染剤を使った染色でした。媒染剤の例としてナスの漬物の紺色を鮮やかにするためにカリミョウバンの水溶液につけるなどがあります。身近なところで化学が生きていることがわかりました。
↓完成品
おしゃれなタマネギTシャツをゲットしました。勝負服にします(笑)

ふたばのブログが本になりました。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月7万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】
100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]
【協力実績】
株式会社 NHKエデュケーショナル
国立科学博物館
株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部
株式会社 高純度化学研究所
株式会社 アスウム
株式会社 学映システム
東京学芸大学 理科教育学分野
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