色々な生物の骨格標本を見せてもらう機会があったので今回は色々な生き物の骨格標本を紹介します。
爬虫類とは違い、腹側が地面に着きます。
スッポンとミシシッピアカミミガメ

カメの頭骨は笑っているようでなんだか幸せな気持ちにしてくれます。

噛む力の強いスッポンですが、歯はありません。
リス
こちらはリスの頭骨。
げっ歯類の特徴である前歯がすごいことになってます。さんまさんもびっくりです。
ニワトリ

これはどうみても鳥類ですね。ニワトリの頭骨です。鳥類は飛ぶために骨の中ぎスカスカで軽量化されています。もう1つ注目すべきは目に骨があるところ。確かに膜のような骨があります。口の中にも何かありますね。これは何かというと・・・

舌の骨。舌骨です。

人間にもあります。

九官鳥が喋れるのはこの骨のおかげらしいです。
ウサギ

これはウサギの頭骨。哺乳類ですが、鳥類と同じく骨がスカスカでとても軽いです。捕食者から逃げるためですね。

草食動物なので、門歯と臼歯が発達しています。
カニクイザル

人によく似ています。カニクイザルの頭骨です。硬いカニの甲羅を噛み砕くために犬歯が発達しています。
イノシシ

これは?

外側に反り返った犬歯が特徴的ですね。穴掘り用の犬歯です。ということで正解はイノシシでした。オッコトヌシ様です。
ニホンイノシシの子ども

これはニホンイノシシの子どもの頭骨。

子どもなので、頭骨の頭頂部に、割れ目が残っています。人間の赤ちゃんも頭が骨に覆われていないのと同じですね。

歯が抜けていましたが、奥には大人の歯がありました。親知らずもあります。人間と同じです。
イヌ

犬の頭骨。シェパードらしいです。肉食らしく犬歯が大きいです。
ミシシッピアカミミガメ

これはミシシッピアカミミガメの全身骨格標本です。

甲羅の内側に背骨があることに感動しました。カメがヤドカリのように甲羅を探してきて取っているとおもっている子どももいるそうなので、これはわかりやすい教材ですね。

ということで、色々な骨格標本の紹介でした。

ホネは面白いです。

スッポンの甲羅です。三葉虫ににてますね。
※ ニホンイノシシの子どもの頭骨をシカの子どもの頭骨と間違って掲載していました。Takaさんより正しい情報をいただきました。訂正させていただきます。Takaさんありがとうございました。