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色の見え方は人それぞれ→感じ方も人それぞれ2

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前回、ドレスの色の見え方について書きました。今回は色そのものについてです。

色の見え方

みなさんは
「私にとっての赤とあの人にとっての赤は本当に同じ色なのか?」
という疑問を持ったことはありますか?私は理系だからか、たまにそういうことを考えています(笑)結論としては、これを証明することは不可能らしいです。
人の認知を確認することはできません。
しかし、
「色を何色認識できるか?」
という疑問はカラーチャートテストによって確かめることができます。
下の画像は、ニューロマーケティングの専門家Diana Derval氏が、ネット上に投稿したものです。

カラーチャート


あなたは何種類の色が見えますか?

<20色以下>


20色以下だという人は全人口の1/4にあたり、多くの人が3種類の色覚受容体を持つ中ひとつが欠ける2色型色覚となります。一般的には、赤系統、もしくは緑系統の判別が難しい人が多いそうです。 


<21色から31色の場合 >

人口の大半はこの21色から32色が見える。ごく一般的で青・赤・緑の3色型色覚で約100万の色が認識できるそうです。 

<32色から39色の場合 >

32色以上見える人は青、緑、赤、黄の4色型色覚タイプで1/4の人が当てはまります。3色型色覚の100倍の1億色以上の色を認識できると言われています。 

男にとって困る質問

実際には下のように39種類の色を使っているそうです。人によって見える色の種類が違うって不思議ですね。ちなみに4色型色覚は女性に多いと言われています。
考えてみれば、カップルで
「こっちのとこの、どちらがいい」
↑実際に赤の色を変えてあります。わかりますか?
と聞かれて困っているのはいつも男ですね。女性が色の違いにこだわる理由が、わかりました。ぜひクラスで生徒にやらせてみたいと感じました。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]





授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版]


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