ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

いろいろな豆電球で直列と並列を理解する

time 2018/06/25

電気の単元。直列と並列は子どもたちの苦手意識の多い単元です。また、中学校理科の中で電気が一番苦手だという生徒も多いと思います。今回は直列と並列の違いを実験を通して理解させる方法を紹介します。

いろいろな豆電球で直列と並列を理解する

〈実験方法〉

子どもたちに抵抗の違う豆電球を2つ渡して実験を行います。
直列で明るかった方が

並列で暗くなります。
逆の結果になるというのは、子どもたちにとって(大人にとっても)とても不思議な現象だと思います。

この実験の謎を解明するという目的で、抵抗について学ぶはどうでしょうか?興味関心を高めた状態でそのままオームの法則にまでまっしぐらに進めたら。最高ですね。

直列回路で調べる

豆電球にはたくさん種類があります。異なる定格電圧電流をもつ豆電球を用意すると、直列や並列、電流や電圧について深い学びに繋げることができます。
今回は4つの豆電球を用意しました。左から1.1V0.3A、1.5V0.3A、2.5V
0.3A、6.3V0.15Aの4種類。
これらの豆電球を直列に繋いで電流を流します。電池を4つ直列に繋ぎました。
6.3V0.15Aの豆電球だけが点灯しました。

並列回路で調べる

次に並列に繋いでみます。電圧は1.5Vです。
今度は逆に6.3V0.15Aの豆電球以外が鮮やかに点灯しました。6.3V0.15A豆電球をよく見ると微かに光っているのがわかります。
 
直列と並列で点灯する豆電球が真逆になるということが実験を通してわかりました。不思議ですねー。ここで子どもたちから
「なぜ?」
「どういうこと?」
「直列と並列って不思議」
「先生教えて〜」(←教師として一番言われたい言葉ですね(笑))
となればしめたものですね。
豆電球自体はとても安いです。是非やってみてください。

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ふたば

ふたば

1986年生まれ、 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST) 養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月45000pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

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