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手作りはく検電器

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はく検電器は購入すると一万円近くする効果な実験器具ですが、身近な材料で作ることができます。今回ははく検電器を自作する方法を書いていきます。
 
【はく検電器を手作りする方法】

①アルミホイルと銅線

アルミホイルではく検電器を作ることができます。
厚紙にアルミホイルを巻きつけてつくります。アルミとプラスチックの容器が接触しないように絶縁体(ポリウレタンなど)をつかいます。
ポイントとなるはくは、少しの静電気で浮き上がるようにうすく、短く、軽く作ります。可動部分には細い導線を軸にするとうまくいきます。

②ビート板とトイレットペーパー

ビート板とティッシュペーパーでも作れます。
ビート板は絶縁体としてつかいます。
ビート板に切れ目を入れて厚紙を差し込みます。
ティッシュペーパーをはくとしてつかいます。一枚のティッシュペーパーは二枚重なった構造をしているので、一枚にして画用紙などで挟んでハサミで切ります。
あとは両面テープで貼るだけです。
ティッシュは短い方が軽いため反応しやすいです。ねじれも少なくなります。
あとは厚紙を切り目を入れて広げて金属板にあたる部分を作れば、
はく検電器の完成です。
 

②ダンボールとトイレットペーパー


なんとダンボールでも作れるみたいです。
↑ちゃんとはく検電器として使えます。
「ダンボールって電気通すの?」
と不思議に思ったあなた。さすがです。そこが、静電気と動電気の違いです。何がちがうのか調べて見てくださいね。

まとめ

思った以上に簡単に作れるので、授業の中でも作らせたいと思いました。あとは時間との関係ですね。面白く、そして学力もつける。頑張りましょう。
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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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