3年生エネルギーの単元で使える情報です。風力発電について実験を通して学ぶ方法です。
風力発電の実験
用意するもの
テスター、ミノムシクリップ、電池ボックス、カッター
ペットボトルは、某メーカーの麦茶のものが使いやすいです。
風車の作成
ペットボトルを溝に沿ってカッターで切ります。
カット完了。
ペットボトルの口の部分に近い方は、風力発電の羽になります。上の図のように6等分にラインを入れます。
カッターで切り込みをいれて、羽を傾けると・・・
羽の完成!
土台の作成
弱い電流でも電気が流れるモーター(太陽電池用のモーターなど)にペットボトルキャップを取り付けたら完成です。
実験方法
発電
風を当てて風車を回します。扇風機との距離によって発生する電圧が変わります。
約1Vほどの電圧が発生しています。テスターを使うと電圧や電流、抵抗など学びが広がりそうですね。
エネルギーの変換
同じものを二つつなげるとエネルギーの変換が学べます。
風力(運動エネルギー)→電気エネルギー→運動エネルギー
回路を繋ぐと抵抗が生まれる
風力のみで回転している状態で、ケーブルを繋ぐと風車が回りにくくなります。
電流が流れることで、モーターの動きを妨げる向きに力がはたらくからです。これは生徒に考えさせると面白いですね。
太陽電池を使う
太陽電池(ソーラーパネル)を用意すると、光エネルギーについても学ぶことができます。
自分の手で作ると「本当の学び」という気がします。やはり、実験など五感を通して学ぶことが大切だと体感しました。
コメント
コメントはありません。