ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

Home » 実験・授業の情報 » 単為生殖(クローンが作れる)ができるザリガニが発見される

単為生殖(クローンが作れる)ができるザリガニが発見される

calendar

北米からドイツにペット用に輸出されたザリガニが自身のクローンを作り出せるように進化したそうです。どういうことなのでしょうか?3年生の生物の増え方の授業で使えそうな授業ネタだと思います。

ペット用ザリガニが単為生殖(クローン)を作れるザリガニに進化

PHOTOGRAPH BY FRANK LYKO, BKFZ

2018年2月5日の学術誌ネイチャー・エコロジー&エボリューションにある論文が発表されました。論文によるとマーブルクレイフィッシュと呼ばれるザリガニのゲノム塩基配列を調べたところ、調査した11個体すべての遺伝子がすべて一致したそうです。つまり、11個体はすべて同じ遺伝子を持つクローンだということになります。つまり、マーブルクレイフィッシュは自ら単為生殖を行い、クローンを作り出すことができるようなのです。もともとは北米からペット用として輸入された本種。北米の原種は単為生殖することはないので、異なる新種になるそうです。ペット用として輸入されたのはここ数十年。つまり、数十年で別種へと進化したということになります。研究からマーブル模様のクレイフィッシュはすべてメスで、年に数回、単為生殖をすることがわかったそうです。・・・すごいですね。

ネット上には、

「自然に帰れば爆発的に増えて生態系が壊れる」

とか

「病気が流行れば一瞬で絶滅する」

など

様々な意見が流れています。最近のペット事情を考えると自然界にこのこのマーブルクレイフィッシュが一匹も放たれていないとは考えられません。本当にこの先どうなるのでしょうか。気になります。

 

ふたばのブログが本になりました。

おすすめ記事



この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す




自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月7万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]

【協力実績】
株式会社 NHKエデュケーショナル
国立科学博物館
株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部
株式会社 高純度化学研究所
株式会社 アスウム
株式会社 学映システム
東京学芸大学 理科教育学分野
高知大学教育学部附属小学校
横須賀市立浦賀中学校
田尻町立中学校
順不同

folder かえる先生の理科教室

光の反射と屈折🐸🐰
地層🐸🐰
地震のゆれ🐸🐰
more...