ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

Home » 実験・授業の情報 » 傘袋で水圧を学ぶ

傘袋で水圧を学ぶ

calendar

水圧を体感できるお手軽実験の紹介です。

水圧を体感

傘袋

傘袋に水を入れてくくります。

強度が心配なので二重にした方がいいです。

横にした状態で生徒に水の入った傘袋を軽くにぎらせます。左右で柔らかさが同じなのを確認させます。

次に水を入れた傘袋を立てます。この状態で傘袋の上部と下部をにぎらせます。上部がフニャフニャなのに対して下部は弾力があります。深いほど水圧が大きいことがわかります。

上の写真のように折り曲げながら握ることで水圧についてより理解が深まります。

一通りにぎらせたら、傘袋の上部、中部、下部に穴を空けて水の勢いを見せることもできます。

話は変わりますが、水の入れた傘袋を子どもに渡すと波を起こして遊んでいました。波の実験にも使えるかもしれませんね(笑)

ビニール袋

バケツに水を入れます。ビニール袋に手を入れて水の中に入れると、水圧によってビニール袋が手に張り付きます。手を入れても感じにくかった水圧を分かりやすく感じることができる実験です。この方法を使うとジップロックなどを簡単に真空パックにすることができますよ。科学が実生活に役立つ例ですね。

2つとも簡単な実験なので、ぜひやってみてください。

※ 傘袋は安くて簡単に手に入るのですが破けやすく、教室が水浸しになる恐れもあります。心配な方は少し高いですが、ゴボウ用の袋を使うと安心です。ぜひ使って見てください。

ごぼう PE無地 2kg用 17cmX100cm 100枚
アイアグリ

ふたばのブログが本になりました。

授業で使えるデジタル教材が満載!「ふたば塾」

ふたばのブログの姉妹サイト「ふたば塾」では、理科の授業で使えるデジタル教材やプリント教材、授業動画で使ったスライドを無料で公開しています。

▶ ふたば塾はこちらから

▷ デジタル教材はこちらから

▷ 授業プリントはこちらから

▷ 授業動画のスライドはこちらから

予習や復習で使えるYoutubeチャンネル

Youtubeチャンネル「ふたば塾」では、予習や復習で使える授業動画を配信しています。ふたば塾のデジタル教材に対応しているので関連付けて学習できます。ぜひご活用ください。

▶ ふたば塾のチャンネルはこちらから

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す




自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]





授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版]


【協力実績】
株式会社 NHKエデュケーショナル
国立科学博物館
株式会社Gakken
日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」
株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部
株式会社 高純度化学研究所
株式会社 アスウム
株式会社 学映システム
株式会社リバネス(教育応援VOL55)
株式会社ジヤトコ
株式会社CODEGYM
富山県教育委員会「とやま科学オリンピック」
東京学芸大学 理科教育学分野
高知大学教育学部附属小学校
横須賀市立浦賀中学校
田尻町立中学校
順不同

Apple Teacher



MIE(Microsoft Innovative Educator)