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傘袋で水圧を学ぶ

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水圧を体感できるお手軽実験の紹介です。

水圧を体感

傘袋

傘袋に水を入れてくくります。

強度が心配なので二重にした方がいいです。

横にした状態で生徒に水の入った傘袋を軽くにぎらせます。左右で柔らかさが同じなのを確認させます。

次に水を入れた傘袋を立てます。この状態で傘袋の上部と下部をにぎらせます。上部がフニャフニャなのに対して下部は弾力があります。深いほど水圧が大きいことがわかります。

上の写真のように折り曲げながら握ることで水圧についてより理解が深まります。

一通りにぎらせたら、傘袋の上部、中部、下部に穴を空けて水の勢いを見せることもできます。

話は変わりますが、水の入れた傘袋を子どもに渡すと波を起こして遊んでいました。波の実験にも使えるかもしれませんね(笑)

ビニール袋

バケツに水を入れます。ビニール袋に手を入れて水の中に入れると、水圧によってビニール袋が手に張り付きます。手を入れても感じにくかった水圧を分かりやすく感じることができる実験です。この方法を使うとジップロックなどを簡単に真空パックにすることができますよ。科学が実生活に役立つ例ですね。

2つとも簡単な実験なので、ぜひやってみてください。

※ 傘袋は安くて簡単に手に入るのですが破けやすく、教室が水浸しになる恐れもあります。心配な方は少し高いですが、ゴボウ用の袋を使うと安心です。ぜひ使って見てください。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]





授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版]


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