中学3年生「エネルギー」の単元で使える動画です。
スペインの「Vortex Bladeless」が開発した羽根のない風力発電機の動画です。
羽根のない風力発電機
開発者のデイヴィド・ヤニュス氏によると、発電方法は、
「オペラ歌手が高音でグラスを割るのと同じ。ソプラノ歌手がグラスと共鳴する音域の声で歌い、グラスを割ってしまうのを皆さん見たことがあると思います。この共振の一種はエネルギーを伝達するのにとても良い方法です。私達が行っていることは、音波を使うかわりに、回転、つまり風の性質が作る渦を利用することです」とのこと。
1年生の音の単元で見せたい動画「声でワイングラスを割る男」(←過去記事)に繋がりますね。

授業に使えるアプリ12「Clipbox」声でワイングラスを割る男、ダイヤモンドダスト
突然ですがiphoneからandroidに変えました。今回からは、私が授業で使っているアンドロイドアプリを紹介していきたいと思います。私は前までiPhoneユーザーでした。iPhoneには授業に使えるアプリはたくさんあります。android...
この羽根の発電機のメリットの一つが費用です。メンテナンス等が簡単で従来の3枚翼風車より約40%も安いそうです。また、近くを飛ぶ鳥にとっても、はるかに安全です。風力発電というと自然に優しいというイメージがありますが、実際は、羽根のある発電機の下には羽根で無残に斬られた鳥の屍体が転がっていたり、騒音によって近くの村で頭痛で苦しむ人が集団で現れたりとマイナス面も多いです。発電効率等の問題もありますが、この羽根のない風力発電機が未来の持続可能な発電法として活躍してくれることを祈りたいです。
追記です。2022年、台風の影響を受けずに発電できる羽のない風力発電の実験が石垣島で行われました。本格的な実用化まであと少しかもしれませんね。

未来のソーラーパネル
3年生のエネルギーの単元で使える授業ネタです。未来のソーラーパネルエネルギー問題は地球規模の問題です。石油などの化石燃料に依存する今の状態は100年以内に終わりを迎えます。それゆえ、化石燃料から永続的エネルギーへの変換が迫られています。特に...