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生徒が喜ぶ電気パンの作り方

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カルメ焼きと並んで理科の実験で最も人気の高いのが電気パンだと思います。カルメ焼きと違って教科書に載っていないので知らない先生もいるかもしれませんね。カルメ焼きと比べて失敗もなく、誰でも簡単に作れます。しかし、感電の危険性があるのでその点は注意しなければなりません。今回は、化学実験、お楽しみ会、理科の自由研究などでつかえる美味しくて楽しい電気パンの作り方と100均で作れる電気パンが簡単に作れる電気パンマシーンを紹介します。

電気パンマシーンの作り方

まずは電気パンマシーンの作り方です。近くの100均で電気の延長ケーブルと
お好み焼きなどで使うコテ(ステンレス製)を2つ(取っ手に穴が開いているとベスト
image
そして絶縁のためのビニールテープを用意します。
まず延長ケーブルのメス(穴が開いている方)側をニッパー等を使って切ります。
次にカッターでケーブルを2つに割きます。
こんな感じ〜
ニッパーやハサミを使って銅線を出します。このとき銅線は少し長めにしておく方が後で作業がしやすいです。
コテに銅線を固定しビニールテープで止めます。このとき、コテに穴が開いていれば固定しやすいです。絶縁はコテの取っ手全体にしておかないと、後で電気を流したときに感電してしまいます。シャレにならないくらいビリっときます(笑)生徒が感電したら笑えませんよ〜!
完成図↓
ネットで調べるとステンレスの板を使った実験が多く見つかりますが、パンの量や鉄板の掃除のしやすさからいうとコテを使う方が楽だと個人的に思います。

電気パンの作り方

続いて電気パンの作り方を説明します。
用意するのはホットケーキミックスと水だけ。
↑食塩の入っているものにしてください。理由は子どもに質問したいですね。イオン化しないと電気が流れないからです。
①ホットケーキミックスに水を入れて、生地を作ります。
②生地を型(牛乳パックが簡単で使いやすいです)に流し込みます。
③電気パンマシーンを型にセットしてコンセントに差し込む(感電に注意!)だけ。
しばらくすると・・・
モコモコモコモコ・・・
完成〜
初めは上の写真のようにプラスチックの容器で作ってみましたが角が丸くコテが端に固定できないので生煮えの部分ができてしまいました。やはり、牛乳パックがいいみたいですね。
パンが出来上がるとイオンがなくなるので電気が流れなくなります。

電気パンの仕組み

市販のホットケーキミックスに入っている食塩が水に溶けるとナトリウムイオンと塩化物イオンに分かれます。(ここが中学校の理科の学習部分ですね)コンセントは交流で+と-が1秒間に50もしくは60回入れ替わります。すると、イオンが振動を起こして摩擦熱が発生します。その熱によってパンを作っているのです。
電子レンジもこれと同じ原理で、水の分子の振動させることで熱 を発生させます。調べてみると電気パンは、陸軍でも使われていた昔ながらの装置のようです。パンを食べながら、理科の学習や平和学習ができるとは・・・電気パンの素晴らしさを改めて感じました。

ふたばのブログが本になりました。(先生向け)

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月7万pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】
100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]
【協力実績】
株式会社 NHKエデュケーショナル
国立科学博物館
株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部
株式会社 高純度化学研究所
株式会社 アスウム
株式会社 学映システム
東京学芸大学 理科教育学分野
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