原子記号や化学式など覚えることが多く化学が苦手な生徒は多いです。中学校で化学に苦手意識をもってしまうと、高校でモル定数なんて言われてもチンプンカンプンな状態です。せめて、中学校では、「化学って面白い」という状況を作ってあげたいです。化学が苦手な生徒が多い一つの理由は「粒子が小さすぎてイメージすることができない」ことにあると思います。今回は、化学の基本となる原子モデルをブラウザ上でシミュレーションできる「MolView」をご紹介します。
MolView
こちらがMolViewの画面です。パソコンでもスマホでも操作することができます。上の写真はスマホ画面なので縦ですが、パソコンでは横になります。
MolViewの使い方
MolViewを開くとカフェイン分子の構造式と分子モデルが表示されます。新たに分子モデルを作成するときは、まずゴミ箱のアイコンでカフェイン分子を消します。構造式の部分が空白になるのでここにサイドバーに表示された原子記号から作りたい分子に必要な原子をドラッグします。画面左のアイコンから結合のタイプを選んで結合させる原子に重ねるて作りたい分子の構造式を作ります。きれいな構造式が作れなくてもホウキのアイコンを押すと構造式が最適化させるので大丈夫です。完成したら「2Dから3D」というボタンを押すと分子の3次元モデルを表示させることができます。※画面が小さいとホウキや「2Dから3D」のボタンが隠れてしまいますが、スライドさせることで表示させることができます。
一斉授業で見せてもよし、パソコン教室で全員でいろいろな分子を作ってもよし。MolViewで化学の授業を盛り上げてみてください。
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