学校で実験を行うときは、化学実験は小さく(スモールスケール)、物理実験は大きく(ダイナミックに)が基本です。今回は、モーターの単元を楽しく学べる大きくダイナミックなクリップモーター作りについて書いていきます。
大きなクリップモーター作り
クリップモーターは、モーターの仕組みが学べるとても良い教材だと思います。一人1つ作ることができるのもいいところです。ただ、1つ難点なのはモーターが速く回り過ぎてしまい、肝心の仕組みがわかりにくくなってしまっていることです。これを解決するのが大型クリップモーターです。
作り方
太め(1mm)のエナメル線を10回程度丸型水槽に巻いて作りました。軸には竹ひごを使用しています。
クリップモーターの要である端子には、ダイソーの銅箔テープを使いました。
一方は全面
もう一方は片面だけに銅箔テープつけています。
竹ひごはテープが貼りにくいので、紙やすりで削った後、セロテープで粉をとると貼りやすくなります。
クリップモーターということで、端子の接触部には100均の大きなクリップを使ってみました(笑)
電気を流してみる
2A程度の電流を流すと・・・
ゆっくり回る感じがいいです。子どもにクリップモーターを作らせた後、大きなクリップモーターを出したら子どもは大盛り上がりするはず。簡単に作れるのでぜひ作ってみてください。
大きな2極モーターも作りました。詳しくは下の記事からどうぞ。
大きな二極モーター作りで整流子を学ぶ
コメント
すごーい、これは、わかりやすい。モデルとか模型じゃなくて本当に動くのが良いですね。俺も春休み中に作れるかな?
by 遊有 03/25/2018
遊有さん、コメントありがとうございます。大型クリップモーターは思ったより簡単に作れるのでオススメです。ぜひ作ってみてください。
by futabagumi 03/25/2018