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ヨウ素デンプン反応を調べる

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様々な食べ物にヨウ素溶液をかけてヨウ素デンプン反応を調べてみました。

身近な食べ物で実験

砂糖、コーンスターチ(トウモロコシ)、馬鈴薯デンプン(片栗粉)、ジャガイモ、サツマイモ、玉ねぎ、うるち米、もち米、バナナ、グリコ

以上の物質にヨウ素液をかけていきます。

実験前

実験結果

物質によって色味が違うことがわかります。ショ糖やタマネギ、固体のグリコはあまり、反応しませんでした。
もち米は赤紫っぽくなりました。これは、もち米はアミロース分子ではなくアミロペクチン分子からなるからです。
次に、ヨウ素デンプン反応の温度変化について調べてみます。
片栗粉小さじ1杯に5mlのお湯を加えます。
湯煎して完全に糊化させます。
糊化完了。
水道水で冷やして常温にしてからヨウ素液を垂らします。
濃い青紫になりました。ヨウ素デンプン反応です。この試験管を60度程度で湯煎すると・・・
みるみる青紫色が薄くなってきました。
これはデンプンの分子構造が熱によって変化し、ヨウ素を取り込めなくなったためです。
↑完全に透明になりました。再度水に入れて冷やすと構造が戻るので
再び青紫色になります。
面白いです。是非やってみて下さい。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]





授業力&学級経営力2023年12月号(記事執筆)[明治図書出版]





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