ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

炎色反応を見るならメタノール♩※毒性に注意

time 2017/07/07

エタノールとメタノール。2種類の薬品を使って塩化銅の炎色反応を調べました。

【エタノール】

お酒に含まれるアルコール、肝臓で分解できる。消毒用アルコールとしても使われる。酒税がかかるため高い

【メタノール】

神経毒。失明の恐れあり。
毒物劇物取締法「劇物」。購入には法律で定められた書類の記入、押印、身分証名称が必要。酒税がかからないため安価。
見た目も匂いも分かりにくいので注意が必要です。昔、ロシアで工場用のメタノールを飲んで中毒症状を訴える人がたくさん出た事故がありました。今でも安いメタノールが混ざった密造酒が問題になっているようです。怖いですね。炎色反応でも学校では安全なエタノールを使うことが多いと思います。
どのような違いが出るのでしょうか?左がメタノール、右がエタノールです。

燃焼させていくと違いがはっきりと現れました。メタノールには塩化銅の炎色反応である緑がハッキリと現れています。一方エタノールは、赤い炎に緑色の塩化銅の炎色反応が混ざるという感じですね。
今回の実験から炎色反応を確認するにはエタノールとメタノールではメタノールの方が適していることがわかりました。ただし、気体を吸い込むのも危険なメタノール。取り扱いには最新の注意が必要です。演示実験などで炎色反応を見せたいときはメタノール。子どもたちに実験させるときはエタノールなどうまく使い分けをしてください。

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST) 養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月45000pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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