ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

科学的な文章とは?

time 2017/12/28

科学的な文章(論文の書き方も含む)について考えました。

科学的な文章について考える

出典:イラストや

科学的な文章とは

●問題を提起し、それに対する解答を導き出して示している文章

【科学的な文章の基本構成】

①問題提起
②文献調査、実験や野外調査の実施
③調査で得られた事実を正確に記載する
事実に基づき論理的に正しく対して問題に対する解答を示す

【科学的な事実とは】

●自然に起こる事象の記述を事実と呼ぶ。
●観察の実験によって、その真偽を客観的に確認できる記述を事実と呼ぶ(再現可能性)。
●文献の記述を引用する場合には、それと事実の記述とみなす。

【科学的な事実でないもの】

●意見(opinion)「私は〜と考える」という記述
自分の意見が事実だと考えている人は意外と多いですよね。社長や政界、ジャイアンなど力をもった人に多いと思います(笑)
●世論(people’s opinion)世間一般の意見
 
事実と一般化された考察を分けて考える必要があります。
(例)
フグには毒がある。
これは一般化された考察です。
事実は
トラフグの肝臓を食べた人が中毒症状を呈した。
マングースはアマミノクロウサギを食べる。
これも考察です。
事実は
マングースの糞、もしくは胃の内容物に奄美のクロウサギの骨が見つかった。
これらの例を考えると教科書では事実ではなく、考察を教えていることが分かりますね。

【科学的な探求を行う(論文を書く)意義】

●書き手は何が未解決なのか調べるために社会と繋がることが必要。
※文章を書くことは文章を読んでもらうことが目的
●多くの人が気づいている問題、多くの人が気づいていない問題、問題は多数ある。
※問題の解決に至らなくても、何らかの新しい貢献になるように

【科学的な探求活動で養成できる資質・能力

正確な記述力、論理的な思考力
問題解決能力
問題を探し出し、他者(社会)に提起する能力
うーん、科学的な文章って難しいです。まだまだ勉強が必要だと感じました。
↑科学的な文章を作るために役立つ本

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST) 養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月4万pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

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