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タネも仕掛けもない手品?誰でも簡単物体浮遊マジック

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初めてこの実験を見たときは、本当にびっくりしました。タネも仕掛けもない物体浮遊を目の当たりにしたからです。
実験道具もホームセンターで簡単に手に入れることができるので、理科の先生だけでなく、いろいろな人に試してもらいたい実験です。

科学の力で物体浮遊

【用意するもの】

ネオジム磁石
浮遊時間をますためには強めのネオジム磁石を使ってください。
100均一のものでできます。
銅管orアルミ管
これを入手できたら、準備できたも同然です。ネットでは実験用として5000円近くのものが売られていましたが、銅管もアルミ管もホームセンターに売っていました。
銅管は15mm×1mで750円、アルミ管は10mm×1mで250円でした。100均のネオジム磁石を買っても1000円程度です。
太さを揃えたかったのですが、しょうがないですね。
実験方法は銅管、もしくはアルミ管の中にネオジム磁石を落とすだけです。
すごい現象を目の当たりにします。
銅管の中にネオジム磁石を落とすと、ユラユラと浮遊しながらゆっくり落ちていくのがわかります。銅もアルミも磁石はくっつかないはず・・・
なぜ?
銅とアルミは磁石にはつきませんが、電気は通します。導体に磁力を持ったものを近づけるとどうなるか思い出してください。・・・そう、電磁誘導が起こるんです。電磁誘導によって、銅管に誘導電流(渦電流)が発生します。そして、渦電流によってネオジム磁石の落下を妨げる向きに磁力がはたらき、磁石の落下速度が落ちるというわけです。レンツの法則です。コイルに磁石を近づけると「反発する力」離すと「引きつける力」が発生するというあれですね。
それにしても不思議な実験です。アルミ管と100均のネオジム磁石なら350円程度でこの不思議さを体験できます。ぜひやって見てください。感動すること間違いなしです。

【実験動画】

磁石を強くして、銅管を太くすると・・・

磁石をもっと強くして、銅管をもっと太くすると・・・

銅管を太くして、ネオジム磁石を大きくするとここまで浮遊時間を長くすることができるんですね。すごい!

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月7万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]

【協力実績】
株式会社 NHKエデュケーショナル
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順不同