光合成の力で発電!?
開発メンバーでさえ「クレイジーと思うだろ?」と、こちらの疑いの念を見透かすかのような言葉で紹介をしています。
「bioo」が開発した世界初の植木鉢は、その内部で発電が行われるといいます。光合成の際に発生すると言われる電力を集め、より持続可能でクリーンなエネルギーを生成しようというもの。
あとは、小石のようにデコレートされたUSBポートに充電ケーブルを繋ぐだけ。充電時間は明言されていないものの、1日に2〜3回はフル充電できるそうです。5.0V、1.0Aの出力を実現しているとのことで、自宅でくつろいでいる時や眠っている間に使うなら十分活躍してくれそう。さらに夜間でも充電可能で、観葉植物の種類も「好みのものでOK」とか。
使い方もいたってシンプルです。内蔵のUSBケーブルを出して水を入れ、優しくシェイクしたらあとは土を入れて植物を育てるだけ。これで充電できるといいます。
Youtubeのコメント欄には、「素晴らしいコンセプトだけど、本当にそれほど充電できるの?」「現状では信じられない」といった声も上がっています。実際の出力や充電時間などについては気になるところですが、すでに「INDIEGOGO」では1万5,000ユーロ(約183万円)のゴール金額に対して、368%を達成し、約670万円を調達。
ひとつあたり99ユーロ(約1万2,000円)+シッピング料で世界中から購入可能です。デリバリーは2016年12月を予定。
様々な自然エネルギーが注目を集めるなか、ついには「光合成」を利用した発電も身近になるかも!?
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