大きなクリップモーター作り

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学校で実験を行うときは、化学実験は小さく(スモールスケール)、物理実験は大きく(ダイナミックに)が基本です。今回は、モーターの単元を楽しく学べる大きくダイナミックなクリップモーター作りについて書いていきます。

大きなクリップモーター作り

クリップモーターは、モーターの仕組みが学べるとても良い教材だと思います。一人1つ作ることができるのもいいところです。ただ、1つ難点なのはモーターが速く回り過ぎてしまい、肝心の仕組みがわかりにくくなってしまっていることです。これを解決するのが大型クリップモーターです。

作り方

 太め(1mm)のエナメル線を10回程度丸型水槽に巻いて作りました。軸には竹ひごを使用しています。
クリップモーターの要である端子には、ダイソーの銅箔テープを使いました。
一方は全面
もう一方は片面だけに銅箔テープつけています。
竹ひごはテープが貼りにくいので、紙やすりで削った後、セロテープで粉をとると貼りやすくなります。
クリップモーターということで、端子の接触部には100均の大きなクリップを使ってみました(笑)

電気を流してみる

2A程度の電流を流すと・・・
ゆっくり回る感じがいいです。子どもにクリップモーターを作らせた後、大きなクリップモーターを出したら子どもは大盛り上がりするはず。簡単に作れるのでぜひ作ってみてください。
大きな2極モーターも作りました。詳しくは下の記事からどうぞ。
大きな二極モーター作りで整流子を学ぶ
以前大きなクリップモーターの作り方について記事にしました。「大きなクリップモーターが作れるなら大きな二極モーターも作れるのでは?」ということで作ってみました。大きな二極モーター作りで整流子を学ぶ二極モーターを理解させるのは本当に難しいです。...
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