ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

ナポレオンのロシア遠征が失敗した理由

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ナポレオンといえばロシア遠征での悲劇が有名ですね。ナポレオンのロシア遠征が失敗した1つの説として「錫のボタンを使っていたから」というものがあります。どういうことか説明します。

錫を使ったナポレオン

ナポレオンは100万の軍隊でロシアに向かいました。ロシアへの遠征は気温が低く過酷な環境を超えていかなければなりませんでした。寒さを堪えるための大切な軍服ですが、そのボタンがボロボロと崩れてしまい寒さを防ぐことができなかったというのです。
ボタンがボロボロになった理由はボタンが錫でできていたからです。錫は13℃以下になると金属の結晶構造が変わって脆くなってしまうのです。色も白色から灰色に変わります。
 
似た話に南極探検隊のスコット隊の話があります。

南極探検隊スコット隊の失敗

南極点到達を目指したものの夢半ばにして力尽きたスコット隊。南極点到達が失敗した1つの理由が燃料タンクが錫でできていたため、タンクに穴が空き燃料が漏れ出てしまったとか。
ナポレオンにしてもスコット隊にしても、化学についての知識があれば防げた事故ですね。当時の科学技術では仕方なかったのかもしれません。この2つの例はあくまで一説ですが、このような話から化学の不思議さに迫るのも1つの方法だと感じました。

【低温で脆くなっていく錫】

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