Kindle本や自作小説を音声化できる「BookFab」がすごい!

ICT活用
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電子書籍を「耳で読む」時代がやってきたのかもしれません。
今回は、ふたばが実際に試してみた、電子書籍やテキストを簡単に音声化できるソフト「BookFab」をご紹介します。

EPUBファイルを選ぶだけで音声ブックに!📚 ⇒🎧

BookFabは、電子書籍でよく使われる形式であるEPUB形式を音声化できるソフトです。

BookFab AudioBook作成は、テキストや電子書籍を自然なAI音声で読み上げるオーディオブック作成ソフトです。日本語を含む多言語に対応し、男女あわせて20種類以上の音声を選べるのが特徴です。声のトーンや話す速さ、抑揚も自由に調整でき、作品の雰囲気にぴったりな朗読を作り出せます。EPUB形式の電子書籍をそのままオーディオブック化したり、テキストをMP3やOPUSに変換したり、柔軟な出力形式も魅力的です。

まず驚いたのは、操作のシンプルさです。手持ちのKindleやKoboなどEPUB形式の電子書籍ファイルを持っているなら「オーディオブック作成」モードで選ぶだけ。
ふたばが試したのは宮沢賢治さんの『銀河鉄道の夜』。
変換したい章をクリックし、声の種類とスピードを設定するだけで準備完了です。

こちらはコンテンツ選択の画面。章ごとにチェックを入れて変換できます。声の種類や感情表現も細かく設定できます。

変換が進むとこのようにブロックごとに処理されていきます。進行状況も視覚的でわかりやすいです。

完成した音声ファイルはライブラリに並びます。音声に合わせてテキストの色が変わるので、どこを読んでいるのかが一目瞭然です。学校の授業なら道徳教材の読み聞かせなどにも使えるかも。

ChatGPTと連携すればオリジナル音声作品が作れちゃう!

BookFabの魅力は、既存の電子書籍を音声化するだけではありません。
ChatGPTなどのAIでオリジナルの物語を作成し、それをBookFabに読み込ませることで、自分だけの音声ドラマを作ることもできるのです。

ふたばはChatGPTで男女の会話劇「最後の手紙」という短編を作成しました。
テキストをBookFabにコピーしてスピードや感情の強さを設定します。

再生中はテキストがハイライトされながら音声が流れます。これならポッドキャスト風の作品も簡単に作れそうです。毎日の電車通勤などで、自分好みのラジオドラマをつくるのもありですね。

まとめ

ふたばは、コテンラジオやゆる言語学ラジオなどの音声コンテンツが大好きです。車の運転中や通勤時にちょうどいいんですよね。

音声教材を自作したい先生や、ナレーション入りのプレゼン資料を作りたい方にもおすすめできるソフトだと思いました。

気になる方はぜひ調べてみてください。

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