「 怒ると叱るは違う!」
「感情にまかせて怒鳴るのが怒る。 子どものことを考えて冷静なのが叱る。」なんて話は教育の現場にいれば一度は聞いたことがあると思います。叱るといえば、このブログでも以前「叱ることに効果はない!?」という記事を紹介しましたね。

「叱ることに効果はない?」教師にはびこる「叱る依存」の正体とは⁉
今はどうか知りませんが、10年ほど前ふたば初任の頃よく「叱ると怒るは違うんだよ。怒るは感情的に怒鳴るだけ、叱るは冷静なんだよ。」的なことを言われました。その時は「なるほど〜」と納得しました。でも、ある程度経験をつんでから尊敬する先生から「感...
そんな怒ると叱るについてインスタで面白い記事を見つけました。
後輩育成と育児の共通点
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ふたば的には「おひたし」が刺さりました。
- お 怒らない
- ひ 否定しない
- た 助ける
- し 指示する
叱ると怒るって何が違うんですかね?感情にまかせてるかなんて確かに子どもには分かりませんよね。叱るときは怒った顔をしないといけないという話もよく聞きます。笑いながら叱ることはできないし、冷静に何が間違っていたのか伝えるのは叱るではなく「諭す」ですしね・・・。クラブ活動などでもこの「怒る」が問題になっています。ふたばの勝手なイメージですが、ソフトボール、バスケットボール、バレーなどはこの傾向が強いような気がします。元バレーボール全日本代表の益子直美さんは、子どもたちが楽しくスポーツに取り組めるように絶対に怒ってはいけないバレーボール大会を主催しています。
怒ると叱るの違い強調しているのはいつも教師や監督など、子どもの上に立つ立場の人ばかりです。子どもの目線に立つとその違いはないのかもしれません。それぞれの考え方があると思いますが、「そんな考え方もあるのか?」と一つの視点をもつことが大切です。広い視野と様々な考え方に共感できる教師でありたいですね。