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インゲンマメの発芽について

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小学校でおなじみのインゲンマメの発芽についてまとめました。

インゲンマメの種子の発芽

 インゲンマメの種子

市販されているインゲンマメには殺菌と鳥に食べられないように、チラウムと呼ばれる薬剤が塗られています。(写真右)実験で使うときはチラウムを洗い流してから使う方が良いそうです。

種子の構造

種子を半分にしたもの。中に小さな胚があります。
赤・・・子葉になる部分
緑・・・葉になる部分
オレンジ・・・根になる部分
種子の段階で準備が行われています。
子葉になる部分を取り除いたものです。これを水に沈めるだけでも葉と根を出すそうです。子葉がないため、栄養が少なく成長は遅いですが、ちゃんと植物として成長することに驚きです。
インゲンマメを発芽させるためには水、空気、温度の3つの条件が必要です。
インゲンマメを湿らせた藻屑の上に置きます。
発芽したインゲンマメ。子葉は地面付近にあります。
大分成長しましたが、子葉はまだ地面です。
さらに成長すると、子葉の栄養を使うので、シワシワになってきます。サケのヨーコサックと同じ仕組みです。
さらに成長すると、子葉を落とします。生徒に見せるときは落とさないように慎重に扱う必要があります。子葉を1つ取り外して、子葉の数による成長の違いを比べてもおもしろいです。インゲンマメは小学校の内容ですが、ここで植物に興味を持てるかどうかが後の中学校で植物に興味をもてるかに関わってきます。子どもはどうしても、虫や動物に興味がいきますもんね。植物の面白さを伝えていけたらと思いました。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]





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