ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

Home » 実験・授業の情報 » 炭化水素の溶解性を調べる実験

炭化水素の溶解性を調べる実験

calendar

炭化水素の溶解性を調べる実験
ヘキサン、ロウ、水を使って溶解性について調べました。
ヘキサンは有機溶媒で水溶性が低い液体です。
蒸留水には溶けず、水と油のように液体が上下に分かれます。
同様にロウも水に溶けません。
では、ヘキサンにロウを入れるとどうなるでしょうか?観察していくとロウが少しずつヘキサンに溶けていくのがわかります。
3つの物質を混ぜてみました。上からヘキサン、ロウ、水に分かれました。ロウは水とヘキサンではヘキサン側にあります。水の仲間とヘキサン、ロウの仲間に分けられそうですね。
ヨウ素液を使って溶解性を確かめていきます。左は純水にヨウ素液を垂らしたもの。右はヘキサンです。ヘキサンを純水(ヨウ素液入り)に優しく注ぎます。
↓GIFアニメ(クリック)
水とヘキサンは混じり合いません。しかし、この試験管を激しく混ぜ合わせると・・・
↓GIFアニメ(クリック)
おりゃりゃりゃー!
ヨウ素液がヘキサンに移動して紫色に変色しました。ヨウ素液は水よりもヘキサンなどの有機溶媒に溶けやすい性質があったんですね。面白いです。水に溶けるものと油に溶けるもの。この溶けやすさの違いを利用して物質を取り出すことを抽出と言います。コーヒー豆の水に溶ける物質だけを取り出すのを抽出といいますね。有機化学の不思議さを知りました。

ふたばのブログが本になりました。

おすすめ記事



この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す




自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月7万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]

【協力実績】
株式会社 NHKエデュケーショナル
国立科学博物館
株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部
株式会社 高純度化学研究所
株式会社 アスウム
株式会社 学映システム
東京学芸大学 理科教育学分野
高知大学教育学部附属小学校
横須賀市立浦賀中学校
田尻町立中学校
順不同

folder かえる先生の理科教室

光の反射と屈折🐸🐰
地層🐸🐰
地震のゆれ🐸🐰
more...