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コミュニケーションカードゲーム②「人狼ゲーム」

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私がボードゲームを教育に活かせると感じたキッカケになったのが人狼ゲームです。テレビ番組で取り上げられたこともあるので知っている人もいるかもしれません。

人狼(汝は人狼なりや?)

人狼ゲームは、市民チームと人狼チームに分かれ、会話をしながら相手の正体を見抜いていくゲームです。プレイヤーは、配られたカードで自分の役割を確認しますが、他の人がどんなカードを持っているかは知ることはできません。しかし、「人狼」のカードを引いた人たちだけは、自分の仲間を知ることができます。人狼チームは、自分たちが狼であることを悟られないように、市民チームに潜り込みます。市民チームになった人は、お互いに協力して誰が人狼なのかを推理し、多数決によって容疑者を処刑します。
簡単に言うとコミュニケーションによって相手の正体を見破るゲームですね。このゲームの奥が深いところは、選択した相手が狼かどうか知ることができる
占い師や村人一人を狼から守ることができる騎士などこ特殊能力をもったキャラクターがいるところです。言葉では難しいと思うので詳しく知りたい人は下の動画をご覧ください。

フジテレビ人狼ゲーム1


フジテレビ人狼ゲーム2

いやぁ、面白いですね。
しかし、人狼ゲームを学校で行うにはいくつか問題点があります。第一に8人から9人という人数が必要なこと。これは、学校なら解決できますね。第二に人狼を知り尽くした司会者が必要なこと。教師も人狼の勉強をしなければなりません。第三にルールが難しい。そして第四にゲームの途中に脱落者がでてしまい、脱落者はゲームに全く参加できないということ。
第一、第二の問題点はなんとかなりますが、第三、第四の問題はなんともなりません。どうにかならないか色々調べたところ•••ありました。これらの弱点を解決したゲームがこちらです。

ワンナイト人狼

ワンナイト人狼は、その名の通り昼、夜それぞれ1ターンで終わる人狼ゲームの簡易版です。簡易版ですが人狼ゲームの奥深さは変わりません。3人からプレイ可能でカード枚数も8枚と少ないため各班でゲームを行うことが可能です。
これならクラスでも使いやすいですね。班長会議などで使ってみたいと思います。

↑実際にプレイしている動画です。
ワンナイト人狼
¥1,650 (2024/04/19 13:28:01時点 Amazon調べ-詳細)
追記です。

手作りワンナイと人狼

名刺用のラベル屋さんを使ってワンナイト人狼を作りました。
今度、家族とやってみたいと思います。
生徒にやらせるのが楽しみです。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】


100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]





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