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科学がちゃ「プルバックカブトガニ」

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新年度が始まり1週間。会議続きで疲れが出てきた頃でしょうか?新型コロナウイルスによって非常事態宣言がだされる事態になりました。これからどうなるんでしょうかね?ここらで小休止…ということで科学がちゃ「古代の神秘が今動き出す。プルバックカブトガニ」をご紹介します。

プルバックカブトガニ

授業での使いどころは2年生の無脊椎動物の単元でしょうか?もしくは、2年生の化学「塩化銅水溶液」などを扱うときに、「ほ乳類の血は鉄を主成分とするヘモグロビンをつかって酸素を運ぶから赤いんだけど、カブトガニなどの無脊椎動物には、銅が主成分のヘモシアニンをつかって酸素を運ぶから血が青いんだ。」という話をして青い血をみせても面白いかもしれません。

道徳教材に使う

 

むしろ、「カブトガニの青い血」というテーマで道徳の授業を行いたいです。

「カブトガニが人類を救っている」という話を知っているでしょうか?その理由は、カブトガニ血液中にあるLAL(Limulus amebocyte lysate)という物質にあります。LALから抽出したLAL試薬を使えば、製造中の薬品やワクチン、食品等に有害な毒素が含まれているかどうかを、簡単に調べることができるんです。薬品や食品の安全性を調べるために必要不可欠なんです。毎年アメリカでは50万匹もの生きたカブトガニが捕獲され、血液を抜かれているそうです。

血液が抜かれたカブトガニは、その後自然に返されるそうですが、その後ストレスで30%が死に至るそうです。…悲しいことですね。釣り餌や血液採取のために乱獲が進み個体数が急速に減少しているカブトガニ。色々考えさせられます。

ふたばのブログが本になりました。(先生向け)

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月7万pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】
100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]
【協力実績】
株式会社 NHKエデュケーショナル
国立科学博物館
株式会社 朝日新聞社 企画事業本部文化事業部
株式会社 高純度化学研究所
株式会社 アスウム
株式会社 学映システム
東京学芸大学 理科教育学分野
高知大学教育学部附属小学校
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