ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

メンデレーエフの周期表作りを体験

time 2016/11/18

メンデレーエフといえば、周期表の元となるものを作ったすごい人です。

メンデレーエフさん

メンデレーエフさんはカードゲームが大好きで、原子をカードとして並べて行く中で原子には周期的に同じ特徴が現れることを発見したそうです。今回はそんなメンデレーエフさんの周期表作りを追体験してみました。

↑メンデレーエフの作った周期表。今の周期表とはだいぶ違いますね。
↑こちらは周期表の改訂版。よくわからない原子については二ヶ所に記入されているなど、当時のメンデレーエフさんの悩みが垣間見れます。

メンデレーエフの周期表作りを追体験 

それではやっていきましょう。まずはメンデレーエフさんが使っていたカードを用意します。
カードには当時わかっていた情報である「原子量」「金属・非金属」「化合物のパターン」が書かれています。
裏側には原子の名前が書かれています。
カードの裏側を見ることなく原子を周期表のように並べられるのか?理科の教員としては負けるわけにはいきません。
まずは原子量の順に並べてみました。
・・・特徴は見いだせませんでした。 次に金属と非金属を左右に分けてみました。
     
???

RO、RO2、RO3、の化合物を作るグループやRH、RH2、RH3の化合物を作るグループに分けて行くと少しずつ規則性が見えてきました。(Rはカードの原子を表しています)この実習の難しいところは見つかっていない原子がたくさんあるところ。ヘリウムやネオンなどの化学変化をしない原子は当時は見つかっていませんしね。原子量も同じものが二つあったり、少数だったりと意味不明。この歯抜け原子を周期表に当てはめるのは周期表を知っていても難しかったです。
あーだー


こーだー
言いながらとりあえず完成させました。
↓いざ答え合わせ!
うーん、結構間違ってるなぁ。反応しにくい周期表の中央付近の原子は発見が遅かったんですね。
メンデレーエフさんは朝ごはんを食べた後、コーヒーを飲みながらこの周期表の作成に取り掛かり、昼には完成していたという記録が残っているそうです・・・凄すぎる!ということでメンデレーエフさんのすごさが改めてわかった周期表作りでした。

down

コメントする




自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST) 養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月4万pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

おすすめ記事





ふたばのブログについて

子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

※当サイトはリンクフリーです。記事や画像を引用する場合は、出典元へのリンク、もしくはURLの表示をお願いします。

お問い合わせ






※メールアドレスが公開されることはありません。

内容の確認

上記の内容で送信します。よろしければチェックをしてから送信してください。

Translate