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光の実験小ネタ集②

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光の実験小ネタ集②です。光の導入として、3つの光を利用したおもちゃを用意しました。クラスでこれらを回しながらその仕組みを考えさせました。今回は光を利用した光学おもちゃを紹介します。

①消える貯金箱



昔はよく見かけましたが、最近はとんと見かけない「消える貯金箱」です。最近見かけないからこそ、子どもたちの食いつきもいいですよ。いくらお金を入れても中身は空っぽのまま・・・、不思議です。仕組みは貯金箱の中にナナメにはめ込まれている鏡の反射によってまるで箱が空のようにみえるというもの。反射の学習に繋がります。初めて考えた人はすごいですね。

②貫通する鉛筆



これも最近は見なくなりました。箱の側面にはナナメに切れ目のはいったフィルムのようなものが貼られており、中には切れ目に沿って壁があるように見えます。しかし、鉛筆を指してみるとあら不思議!鉛筆が壁を貫通してしまうのです。これは前回説明した緑と赤の下敷きが重なると黒くなるのと同じ原理を使っています。仕組みをわかりにくくするためにフィルムには偏光板を使っているのがミソですね。切れ目に2枚の偏光板を貼り付けることで、上と下の偏光板が重なった部分だけが光を通さず、まるで壁があるように見えるのです。面白いですね。

偏光板でマジックボックス

③小さくなる貯金箱



どこかのおもちゃ屋か雑貨屋で千円で売っていた小さくなる貯金箱です。お金を入れるの銀色の漏斗のようなものに吸い込まれて箱の中の入った時にはお金が小さくなってしまいます。
うまいことできていて、作りを完璧に理解しているわけではありませんが、おそらく凹レンズを利用していると思われます。生徒も「レンズを使っているのでは?」と推測していました。分解してみるのも面白いかもしれません。
ということで反射や屈折などの光の性質を利用したおもちゃ(教具)の紹介でした。次回の光の実験小ネタ集③をお楽しみに。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月7万pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

【著書】
100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100[明治図書出版]

【協力実績】
株式会社 NHKエデュケーショナル
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