理科には、地震や火山など自然災害については学習させる場面がたくさんあります。自然災害が起きたときの対応などについても理科の教科の時間で触れたいものです。今回はJR西日本とKDDIによってつくられたVR訓練についてお伝えします。
VRで地震・津波を疑似体験
JR西日本とKDDIが協力して乗務員向けに地震・津波の疑似体験ツールとしてVR動画を作り上げました。VRをつかうことで、臨場感をもって災害発生時のイメージトレーニングをするためです。南海トラフ地震が心配されています。東日本大震災を受けて、一瞬の判断が命運を分かつことが改めて証明されました。高齢者が増える今、人を運ぶJR西日本として対策をしっかりと立てているのだと思います。
VRでは、実際の電車の運転風景にコンピューターグラフィックスで地震や津波による被害の様子を再現します。360°見渡すことができ、電車の加速や減速も行えるため、実際に電車を運転している感覚を味わえます。
災害教育の難しさ
地震や津波などの災害時の指導は、中学校ではとても難しいです。子どもたちには現実味のないことに思えてしまうからだと思います。VR動画を使うことで子どもたちにも臨場感をもって災害の怖さを伝えられればと思いました。
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