ヒトのからだのしくみのからだを動かすしくみの単元で使える授業ネタです。人体の単元は実験がだ液の実験と神経の伝達速度を調べる実験くらいしかありません。数少ない実験を有意義に楽しく行うためのiCTツール簡易反応速度計測ツールをご紹介します。
簡易反応速度計測ツール
このツールの素晴らしいのは視覚と聴覚の2つの方法で反応速度を調べることができる所です。
視覚で反応
「視覚で反応」を有効にすると、文字の背景色が黄色くなってから「反応」ボタンを押すまでの反応速度を調べることができます。
聴覚で反応
「聴覚で反応」を有効にすると、音がなってから「反応」ボタンを押すまでの反応速度を調べることができます。
それぞれ複数回計測して平均を取ればより詳しいデータを計測することができます。
- 班で反応速度を競わせる
- クラスで反応速度を競わせる
- クラスの反応速度の平均反応速度を調べる
- 視覚と聴覚の反応速度の差を調べる
など様々な授業せの活用方法があると感じました。
調べてみるとヒトでは視覚と聴覚では、聴覚の方が反応速度が速いそうです。これは、敵への反応として、音がした時にすぐからだを動かせる方が危険の回避につながるからです。視覚は、瞬間的な反応よりも敵の情報(上から攻撃、下から攻撃など)を見極めることが重要になるため、聴覚に比べると反応が遅れるそうです。
いろいろ考えさせられますね。これから生物の授業を行う2年生の先生はぜひ授業に活用してみてください。