尊厳死についてミシェル・コースに学ぶこと

道徳・総合的な学習
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前に、アメリカ人女性のメイナードさんの尊厳死について書きました。メイナードさんの決断から、改めて命について考えさせられました。
この動画で尊厳死を選んだ女性は、フランスのレズビアン作家で翻訳家のミシェル・コース(michele casse)さんです。

尊厳死と自殺ほう助

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彼女は癒える見込みのない骨髄の病気を患っていて、長きに渡ってその痛みに苦しんでいました。そして、自らの意思でスイスの自殺幇助(自殺を補助すること)のサービスを利用し、彼女の74回目の誕生日に尊厳死をすることを決断しました。

 スイスと尊厳死(自殺ほう助)

スイスは非営利に限って、自殺幇助が合法な国です。2008年から2012年までの間に、611人もの人たちがスイスに尊厳死をするために旅行をしています。2009年から2012年の4年間でその人数は倍増していることが、「医療倫理ジャーナル」誌に掲載された調査で明らかになっているそうです。
生きることが義務ではなく権利なら、
死ぬこともまた、義務ではなく権利なのでしょうか?
ちなみに日本の自殺者は、2013年度、10万人当たり21
.4人と世界で13位という高い順位になってしまっています。経済的に恵まれているのになぜこんなことになってしまうのでしょうか。「命の重み」、「死ぬより辛いこと」についてあらためて考えてみる必要があると思いました。
この動画は人の命について考えさせてくれます。ただ、子どもに見せるには余りにも重すぎます。先生方で見ていただき命について考えを巡らせていただき、子どもにその想いを伝えてあげてください。
 
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