東北大震災の時、広告のスポンサーの自粛し、その代わりにたくさん流れたのがACの「あいさつの魔法。」です。災害時に不謹慎だという批判もありました。妙に耳に残るCMでした。なぜ、あいさつを推進するCMが必要なのでしょうか?今までなかったですよね?それだけ今の日本人は、あいさつができなくなったということだと思います。
ACのCM「あいさつの魔法。」
NPO生きる意味研究所のブログにこんな記事が書かれていました。
あいさつの価値
以前、ある小学4年生の男子と、『あいさつ』について、こんなやりとりをしました。
“あいさつ”は大切だよ。
そうだね。ここに100万円あったとするね。”あいさつ”がちゃんとできることは、100万円もらうより価値があるんだよ。
「なんで?」
人生では人が大切なんだよ。人生では、人と出会うことで、いろいろなことを学んだり、お世話になったり、助けられながら生きて行くんだ。人の力を”人脈”ともいうんだよ。人生では、この人脈がとても大切なんだ。
君が将来、分からないことや、困ったことがあったとする。そのとき、人が助けてくれると助かるよね。
自分に協力してくれたり、助けてくれる人が人脈なんだ。だから、”この人脈をつくること、人脈を大切にすること”が大事なんだよ。その人脈をつくるはじまりが、”あいさつ”なんだ。
あいさつの重要性
あいさつは、”自分はこんな人間です”ということを短い時間で相手に表現する、いわば心からのメッセージなんだ。だから、”心のこもったあいさつ”ができる人は第一印象で好感を持ってもらうことができるんだよ。すると、相手も気持ちがいいから、話し
かけてくれたりして、人同士の関係がはじまるんだ。
あいさつが出来なければ・・・
もし、逆に”あいさつ”がちゃんと出来なければどうなると思う。印象が悪く、レッテルを貼られてしまうんだよ。生意気、無愛想(ぶあいそ)、お高くとまっている、常識がない…とね。だからこれだけで人が敬遠する人になってしまうこともあるんだ。とても損なことだよね。
(NPO生きる意味研究所より)
この文章には大切なことが書かれていると思います。
- 人間関係の第一歩があいさつだということ。
- 第一印象でその後の関係が大きく決まってしまうこと。
- 人脈こそが大切だということ。
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