docomo、au、SoftBank、Y!mobileなどが加入する一般社団法人電気通信事業者協会(TCA)の歩きスマホの注意喚起をするポスターが話題となっています。そのポスターがこちらです。
即レスしなかった程度で失われるものを、友情とは呼ばない。
考えさせられる内容だと思います。
「即レスしなかった程度で失われるものを、友情とは呼ばない。」
歩きスマホの危険性を注意するためなのに「歩きスマホ」という言葉はキャッチコピーのどこにも入っていません。担当者によると「歩きスマホはいけない」という内容では、心に響かない。なぜ歩きスマホをしてしまうのか考えたところ「即レス」という言葉に行き着いたとのことです。ここまでスマホが普及すると、メールや電話がくると「すぐに対応しないといけない」という思い込みが一般常識の中に溶け込んでしまっているように感じます。元来、メールは朝、昼、夕とチェックすれば十分でした。電話にしても、担当者が会社に戻ってからかけなおせばよかったはずです。しかし、スマホの普及により「即対応=誠実」という認識が当たり前のようになっているような気がします。しかし、公共の場で歩きスマホをするのが「誠実さ」なのか足を止めて考えてもらいたいです。
ぶつかった、とあなたは思う。ぶつかってきた、と周りは思う。
歩きスマホは、「子どもたち」というより大人の問題だと思います。生徒と一緒にこのキャッチコピーの意味を改めて考えてみてはいかがでしょうか。
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