子ども達に身近な食べ物ポップコーンから状態変化について迫って見たいと思います。
ポップコーンと状態変化
実験手順
①まずは生徒にポップコーンをみせます。
子どもによってはポップコーンの原材料がトウモロコシだと知らないかもしれません。
②次にポップコーンがはじけている様子を見せます。
③なぜポップコーンが弾けるのかを考えさせます。
当たり前のように弾けているポップコーンの内部がどうなっているのか考えることなんて今まで一度もなかったはずです。身近なものに対して疑問をもつことが科学的な考え方をする第一歩だと感じました。

1つのポップコーン。カッターで切ると・・・
↓
黄色い部分と白い部分に分かれています。

↑ポップコーンの材料である乾燥トウモロコシの内部構造。
軟質デンプンの周囲を硬質デンプンが覆う構造をしています。これが黄色と白色の部分ですね。内側にある軟質デンプンは水分を含んでおり、熱することで水が水蒸気に変わります。この時、体積が爆発的に増えて爆発を起こしてポップコーンができるのです。
子ども達に科学的な思考力をつけるためには目の前の事象を文章で説明させることが大切だと感じます。身の回りの様々な事物事象について考えさせる時間をできるだけとってあげたいと感じます。
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