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琵琶湖博物館に行ってきました 水族展示室編②

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暗い感じで終わってしまったので今回は明るくいきたいと思います。

水族館の中に魚屋さん!?

琵琶湖博物館の中に魚屋さんがありました。といっても本当に魚を売っているわけではありません。琵琶湖で採れた魚「湖魚」を販売している魚屋さんのモデルです。

淡水魚がこんなふうに売られているのってちょっと不思議な感じがしますね。最近では琵琶湖の漁師さんが減って漁獲量も減っているそうです。外来魚の影響も大きいようです。琵琶湖の魚を守っていきたいです。

どれも美味しそう。

琵琶湖といえばふなずし!鮒ずしの匂いが嗅げる展示がありました。におってみました・・・「うぇ〜」

気を取り直していきましょう。

新展示 川の中

こちらは新しい展示「川の中」です。川で魚をとるヤナ漁を模しています。

川の中には鮎がいて、飛び跳ねる様子も観察できるそうです。面白い展示ですね。

岩場を泳いでいる魚。何かわかりますか?

アマゴさんとイワナさんです。美味しそうです。

こちらは琵琶湖や淀川だけに住む絶滅危惧種イタセンパラとニホンバラタナゴ。二種類とも絶滅危惧種です。琵琶湖博物館はこのような絶滅危惧種を保護、繁殖させることにも力を入れています。

絶滅危惧種の保護、増殖を行う保護増殖センターを見学することもできます。

鳥さんもいました。なぜ琵琶湖博物館に鳥が?と思いきや

鳥が潜水した〜!

琵琶湖の水鳥カイツブリでした。琵琶湖の生態系の一部なんですね。

琵琶湖博物館にアザラシ!?

琵琶湖博物館にアザラシがいました!琵琶湖ってアザラシ住んでるの?と思いきや琵琶湖博物館には世界の湖についての展示もしているそうです。こちらはバイカルアザラシ。世界で唯一淡水に住むアザラシだそうです。

バイカルヨコエビのあかちゃん

こちらはバイカル湖にすむバイカルヨコエビの赤ちゃん。世界初だそうです。

バイカル湖の展示品の数々。

こちらはマラウィ湖の魚達。淡水魚なのに海水魚のような鮮やかさが素敵です。

チョウザメさんも優雅に泳いでおりました。海水魚が主役になりがちな水族館ですが、琵琶湖博物館には淡水魚しかいません。淡水魚の奥深さを知ることができました。

マイクロアクアリウム

こちらは琵琶湖に住む微生物の世界を知ることができるマイクロアクアリウム。

入って最初に目に飛び込んできたのは体長3メートルはあろうかという「ノロ」。よく知られているミジンコの天敵です。こんなのが襲って来たらパニックですね。そら頭もとがるわぁと思いました。人間でよかった(笑)

ミクロの世界の生き物は不思議な形のものがたくさんいます。

不思議な水生微生物

プランクトンや小さな生物の展示です。水槽の下に動画が用意されていました。

これは?

壁にはりついているホコリのような生き物。何かわかるでしょうか?正解は・・・

ヒドラです。ゴジラの宿敵キングギドラのモデルとなったことでも有名ですね。

Micro Bar

琵琶湖博物館には魚屋の他にBarもありました。その名もMicro Bar。水生微生物を顕微鏡で観察することができるBarです。

デジタル顕微鏡が並べられていて、ケイソウなどを観察することができました。

出口には琵琶湖から見つかった新種のケイソウの和名を募集していました。ふたばも早速応募しました。採用されたらいいなぁ。ということで琵琶湖博物館に行ってきました 水族展示室編②でした。まだ続きまーす。

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自己紹介(PROFILE)

窪田 一志

窪田 一志

1986年生まれ、近畿大学農学部卒業、学びエイド認定鉄人講師、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成課程修了、MIE(Microsoft Innovative Educator 2022)取得、Apple Teacher
家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪府の公立中学校で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。
教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。
ブログのアクセス数は月10万pvを超え、中学理科の授業情報をまとめた書籍「100均グッズからICTまで 中学校理科アイテム&アイデア100」を明治図書から出版。また、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。
先生向け情報サイト「ふたばのブログ」の他、反転学習や、家庭学習に利用できるオンライン学習サイト「ふたば塾」、中学理科の授業動画を中心としたYoutubeチャンネル「ふたば塾」を運営。
記事執筆、研修・講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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