ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

電流と磁界の関係を学べる教具

time 2018/08/31

電流と磁界の関係は、3次元的な理解が必要で子どもにとってとても難しい単元です。そんな電流と磁界について学べるとてもよい教具を見せてもらいました。こちらです。

電流と磁界について学べる手作り教材

導線まわりの磁界、円形導線のまわりの磁界、コイルのまわりの磁界の3つについて調べることができます。

横から見たところ

作り方はアクリル板、エナメル線、ネジの3つだけです。

導線まわりの磁界を調べる実験

電池と方位磁針さえあれば実験を行うことができます。

実験の様子

右ねじの法則を調べる実験。電流は上から下に向かって流れています。

円形導線まわりの磁界

「導線まわりの磁界はほとんどの生徒が理解できますが、円形になると急にわからなくなる」というのはどの理科の先生も経験していると思います。立体的に理解させるって本当に難しいですよね。この教材を使うと円形導線のまわりの磁界について学べます。コンパクトな教材なので、傾けたり、円形導線の上や下など様々な場所の磁界を調べることができます。

コイルまわりの磁界

円形導線がしっかり理解できていない状態でコイルの磁界を教えられても生徒はパニックになるだけです。順序立ててコイルの磁界について教えたいです。

わかりやすい!

この教材の素晴らしいところは、簡単に作れるところです。100均一でいい形の容器さえ見つければ、穴を空けてエナメル線を通してボルトをつけるだけで完成します。少し大変ですが、クラスの人数分作ることができれば電流と磁界の授業がとても分かりやすいものになると思います。書画カメラを使用した演示実験用として教員向けの理科の研修などで作ってみても面白いですね。理科教師は教材の製作も一つの能力です。このように教材を手作りできる理科の先生が減ってきているように感じます。効果的な手作り教材がありましたら、コメントや問い合わせフォームから情報をお願いします。理科教育の発展のためみんなで情報を共有しましょう。

アクリル板の加工についてはこちらの記事を御覧ください。

ミニアクリル水槽を手作り♩

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST) 養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月5万5千pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

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