ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

不老不死は可能?人間の細胞を若返らせることに成功!?

time 2018/05/14

イギリスの大学が老化した人間の細胞を若返らせることに成功したと発表したそうです。この技術が確立されれば、人間は将来、老化の影響を受けずに年を重ねられるようです。

出典:イラストAC

細胞が年をとるメカニズム

細胞が年を取るメカニズム。それは細胞分裂にあります。細胞が分裂することで人は成長していきます。しかし、細胞が分裂できる回数には限界があります。テロメアと呼ばれる染色体の一部がどんどん短くなっていくのです。そしてテロメアがなくなったときが、その細胞の寿命となります。細胞に寿命がある以上、人にも寿命が訪れるのは当然です。しかし、イギリスのエクスター大学とブライトン大学が、このテロメアを長くする方法を発見したという研究結果を発表したのです。テロメアを長くすることができるということは細胞の寿命を伸ばすことに成功したということになります。

人の細胞を若返らせる方法

 

エクスター大学の研究では、年をとった細胞でスプライシング因子と呼ばれる遺伝子が少しずつ働かなくなる点に注目しました。このスプライシング因子が赤ブドウや赤ワイン、ダークチョコレートに含まれるレスベラトロール類似体によってスプライシング因子の働きが活性化することを発見したのです。

すごい技術ですね。科学者の努力の結晶だと思います。でも色々考えさせられることもあります。不老不死はいつの時代も人類の夢の一つです。しかし、永遠の命は本当に幸せなのでしょうか?手塚治虫さんの代表作「火の鳥」は永遠の命をテーマに描かれています。不老不死が技術的に可能になる前に永遠の命が人類にどのような影響を与えるのかを考える必要があると感じます。道徳の授業などで、不老不死について考えさせる授業があってもいいと思いました。

down

コメントする




自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST) 養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月4万pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

おすすめ記事





ふたばのブログについて

子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

※当サイトはリンクフリーです。記事や画像を引用する場合は、出典元へのリンク、もしくはURLの表示をお願いします。

お問い合わせ






※メールアドレスが公開されることはありません。

内容の確認

上記の内容で送信します。よろしければチェックをしてから送信してください。

Translate