カミオカンデを知っていますか?
カミオカンデとは
カミオカンデ (KAMIOKANDE)は、ニュートリノを観測するために、岐阜県 神岡鉱山地下1000mに存在した観測装置。1996年にスーパーカミオカンデが稼動したことによりその役目を終え、現在は跡地にカムランドが建設され、2002年1月23日より稼動を始めている。
(出典:Wikipedia)
小柴昌俊東京大学名誉教授が、カミオカンデによるニュートリノの研究分野でノーベル賞を受賞されたことで一躍有名になりました。現在はカミオカンデを高性能化したスーパーカミオカンデが岐阜県飛騨市神岡町で運用されています。日本が世界に誇る世界最大の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置です。
そんなスーパーカミオカンデが芸術になっていることを知っていますか?
科学と芸術のコラボレーション
ぱっと見は黄色のボールが並んだ絵のように見えますが、これはスーパーカミオカンデの内部を写真におさめたアンドレアス・グルスキーさんの作品です。黄色いボールのように見えるものは11,200本の光電子増倍管です。
出典:Wikipedia
カミオカンデは、この光電子増倍管でチェレンコフ放射を観測することで様々な研究を行うそうです。
写真をよく見ると右下に小さいボートが見えます。スーパーカミオカンデの大きさがわかりますね。普段は5万トンもの超純水で満たされているため入ることはできません。グルスキーさんは水槽の改修期間にこの写真を撮影されたようです。
アンドレアス・グルスキーさんは1955年生まれのドイツの現代美術家です。大阪で美術展を開かれていたので見に行きましたが素人でも感動する素晴らしい作品ばかりでした。
科学と芸術のコラボレーション!機会があればぜひ見てみてください。
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