ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

「学問ノススメ」天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず・・・の続きは?

time 2016/06/17

学問ノススメは福澤諭吉の書いた本で「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という言葉が有名です。しかし、この言葉はアメリカ合衆国の独立宣言の引用で、福澤諭吉のオリジナルは、この後に続く文章だということはご存知でしたか?今回は、生徒の

「なぜ勉強しなきゃならないの?」

に対しての福澤諭吉先生の答えを学問ノススメから考えてみたいと思います。

学問ノススメの続きとは

image

 

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず。」

(ここまでは有名ですね。ここから福澤先生の言葉が続きます。)

「されども今広くこの人間世界を見渡すに、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様、雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや」

冒頭の「天は人の上に・・・」の部分だけ読むと「人は平等である」と訴えたい文章だと感じます。アメリカ独立宣言の引用ですから、当たり前ですね。

しかし、後半部分を読んでみると、福澤先生の伝えたい想いが見えてきます。

簡単にすると

「天は人を平等に作ったはずなのに、この世の中には貧しい者と豊かな者がいる。尊敬できる人とそうでない人がいる。しかもそこには雲泥の差がある。どうしてこんな差ができるよだろうか?」

という意味です。そして最後にこう締めくくられています。

「学ぶと学ばざるによって、できるものなり」

学習がいかに大切なのかをシンプルに伝えている名言ですね。

日本の子どもたちにはぜひとも伝えたい名言だと感じました。

下の本にはたくさんある名言の全文とそこに込められた思いが書かれています。深い内容ばかりです。ぜひご一読ください。

down

コメントする




自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST) 養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月45000pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

おすすめ記事





ふたばのブログについて

子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

※当サイトはリンクフリーです。記事や画像を引用する場合は、出典元へのリンク、もしくはURLの表示をお願いします。

お問い合わせ






※メールアドレスが公開されることはありません。

内容の確認

上記の内容で送信します。よろしければチェックをしてから送信してください。

Translate