ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

あいさつの話②「あいさつ」はなぜ大切か?

time 2014/11/15

東北大震災の時、広告のスポンサーの自粛し、その代わりにたくさん流れたのがACの「あいさつの魔法。」です。災害時に不謹慎だという批判もありました。妙に耳に残るCMでした。なぜ、あいさつを推進するCMが必要なのでしょうか?今までなかったですよね?それだけ今の日本人は、あいさつができなくなったということだと思います。

ACのCM「あいさつの魔法。」

NPO生きる意味研究所のブログにこんな記事が書かれていました。

あいさつの価値

以前、ある小学4年生の男子と、『あいさつ』について、こんなやりとりをしました。

あいさつ”は大切だよ。

「どのくらい大切?」

そうだね。ここに100万円あったとするね。”あいさつ”がちゃんとできることは、100万円もらうより価値があるんだよ。

「なんで?」

人生では人が大切なんだよ。人生では、人と出会うことで、いろいろなことを学んだり、お世話になったり、助けられながら生きて行くんだ。人の力を”人脈”ともいうんだよ。人生では、この人脈がとても大切なんだ。
君が将来、分からないことや、困ったことがあったとする。そのとき、人が助けてくれると助かるよね。

自分に協力してくれたり、助けてくれる人が人脈なんだ。だから、”この人脈をつくること、人脈を大切にすること”が大事なんだよ。その人脈をつくるはじまりが、”あいさつ”なんだ。

あいさつの重要性

あいさつは、”自分はこんな人間です”ということを短い時間で相手に表現する、いわば心からのメッセージなんだ。だから、”心のこもったあいさつ”ができる人は第一印象で好感を持ってもらうことができるんだよ。すると、相手も気持ちがいいから、話し
かけてくれたりして、人同士の関係がはじまるんだ。

あいさつが出来なければ・・・

もし、逆に”あいさつ”がちゃんと出来なければどうなると思う。印象が悪く、レッテルを貼られてしまうんだよ。生意気、無愛想(ぶあいそ)、お高くとまっている、常識がない…とね。だからこれだけで人が敬遠する人になってしまうこともあるんだ。とても損なことだよね。

 

(NPO生きる意味研究所より)

 

この文章には大切なことが書かれていると思います。

 

  • 間関係の第一歩があいさつだということ
  • 第一印象でその後の関係が大きく決まってしまうこと。
  • 人脈こそが大切だということ。
子どもに話をする時、お皿の話をするときがあります。
心のお皿が上向きになっていない人に何を話しても伝わらない。お皿が裏返っていたら料理が乗せられないのと一緒。もし、お皿が下を向いてしまっている人がいたなら、お皿を上向きにするところから始めなければいけない。
有名な話ですね。私が考えるに「あいさつ」は、「あなたに対して、私のお皿は上向きですよ。」と伝えるものだと感じます。
子どもには、このことに気づかせたいですね。「あいさつは大切」そんなことは誰でも知っています。でも「なぜ大切か?」と聞かれたら多くの人が言葉に詰まってしまいます。あいさつの意味について一度クラスでじっくりと話し合う時間をもちたいですね。

 

 

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST) 養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月5万pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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