ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

子どもに見せたい動画4「リーダー育成と羊の放牧の話」

time 2014/10/14

学級委員や班長などリーダーに見せたい動画があります。こちらです。

羊の放牧

この動画はリーダーとして大切なことを教えてくれます。何だかわかりますか?
実は羊の群れの中に山羊が混じっているのです。
では、何のために山羊を羊の群れに混ぜるのでしょうか?

ヒツジの群れにヤギを入れる理由

正解は
「山羊を羊のリーダーにするため」
です
どういうことかご説明します。
 
羊は群居性の強い動物で、必ず群れになって行動します。自分からは決して群れから離れようとしません。そのままにしておくと、群れの下にある牧草は食い尽くされてしまいます。
そこで群れに山羊をいれるのです。
ヤギは羊とは違い、群れの動きに関係なく自由に動きます。牧草が少なくなれば牧草の多いポイントに移動します。山羊が移動すると、羊は山羊につられて群れで移動を開始します。そうすることで牧草が食い尽くされることなく放牧が続けられるのです。
また、山羊を入れておくと、人間はそのヤギだけをコントロールすれば、どんな大きな群れでも一人で思うままに動かせるというのも理由の一つのようです。
スペイン、中央アジア、モンゴルの農民たちも羊と山羊のこの性質を利用して放牧を行っているようです。
生徒には、この動画を通して
「リーダーは、自分で考えて正しい行動をしなければならないこと。」
「リーダーは、自分が先頭に立って行動しなければならないこと」
を伝えたいです。
因みに人間社会では、集団の行動を変えるためには18%の人数が必要なことが行動科学でわかっているそうです。羊と山羊の例で言うと羊82匹に対して山羊が18匹必要ということです。この18%が多いのか少ないのかはわかりませんが、担任としてはリーダーとして18%の味方(白)を作るという目標に向けて頑張らせたいものです。

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST) 養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具、デジタル教材の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ブログのアクセス数は月45000pvを超え、ブログがアプリ化されるなど勢いのある教育研究者 兼 教育実践者。ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

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