株式会社100percentが運営するプロダクトブランド「Perrocaliente(ペロカリエンテ)」から、超おしゃれな日時計「undial(アンダイアル)」が発売されました。今回はおしゃれ日時計「undial」使って南中高度について学ぶ方法を書いていきます。
undialで南中高度を学ぶ
こちらがおしゃれ日時計Undialです。林篤弘さんというデザイナーによる作品です。
太陽の光りの傾むくことで、レンズに刻まれた文字が机に映されていきます。
noon(12時)→one(1時)→two(2時)とゆっくり移り変わる様子はもはや芸術です。
この時計を元に生徒に様々な発問をしたいです。
「この時計が使えないときは?」
「時間ごとの切れ込みの間隔がことなっているのはなぜ?」
「円柱の形をしているけど、何のはたらきをするの?」
いろいろ考えを深めることができそうですね。
特に考えさせたいのが下の写真です。
「この商品は、写真のように5つのバリエーションがあります。なぜこのようなバリエーションがあるのでしょうか?」
・・・この問に答えられる生徒は南中高度について正しく理解できていますね。
更に追発問。
「傾きの強いものと弱いもの、どちらが北海道用ですか?どちらが沖縄用ですか?」
頭の中で立体的な考えが必要です。よい発問ではないでしょうか?
5つのバリエーション
undialには5つのバリエーションがあります。
Type 25(北緯20~30度):日本(沖縄)、エジプト、サウジアラビア、メキシコなど
Type 35(北緯30~40度):日本(本島)、スペイン、イタリア、中国(中部)など
Type 45(北緯40~50度):日本(北海道)、フランス、ウクライナ、アメリカ(北部)など
Type 55(北緯50~60度):イギリス、ドイツ、ロシア(南部)、カナダ(南部)など
Type 65(北緯60~70度):ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシア(中部)など
現時点では北半球用のみの販売です。・・・でも、理科の先生なら「使おうと思えば、南半球でも使えるな」ということに気づけるはずですね。
「この時計を南半球で使う方法は?」
という問いも追発問に追加してはどうでしょうか。価格は税込4,320円と教具としてはとても安いです。プレゼントにも喜ばれる事間違い無しのundial。ぜひ買ってみてください。
番外編 砂時計ならぬ泡時計「Awaglass」
時計ネタをもう一つ。こちらは、テラヤマ・ノリヒコさんが制作したAwaglass。時間の経過を知るためではなく「時間を忘れる」ために作ったそうです。時間に追われる先生方の机の上にそっとおいてほしい時計です。限られた空き時間を有意義に癒されてみてください。ただし、・・・職務専念義務違反にはならないように(笑)
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