糖類、中学生では炭水化物として教えます。CmH2nOn
もしくはCm(H2O)nと表されます。炭素と水分子によってつくられているから炭・水化物ですね。
では炭水化物から水を取るとどうなるでしょうか?下の動画は実際に硫酸を使って脱水を行なっている様子です。
濃硫酸による砂糖の脱水
炭水化物が脱水されると炭素(炭)になることがわかります。面白いです。
他にもブドウ糖、果糖、スクロース(ショ糖)をそれぞれ舐めると甘みの違いが感じられて面白いですよ。やってみて下さい。
グラニュー糖に濃硫酸をかけた直後。オレンジ色になりました。
しばらくすると真っ黒に焦げてしまいました。濃硫酸により、脱水されて炭水化物が単なる炭になったんですね。
同じような実験に濃い水酸化ナトリウム水溶液にベーコンをつけるというものがあります。
これも5分と経たずにベーコンが溶けてしまいました。アルカリの危険性がわかる実験です。子どもたちにもただ「危険」と伝えるだけでなく。演示実験を行って危険性を視覚的に伝えることも大切だと感じました。
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