ふたばのブログ〜理科教育と道徳教育を科学する〜

タネも仕掛けもない手品?誰でも簡単物体浮遊マジック

time 2017/06/01

初めてこの実験を見たときは、本当にびっくりしました。タネも仕掛けもない物体浮遊を目の当たりにしたからです。
実験道具もホームセンターで簡単に手に入れることができるので、理科の先生だけでなく、いろいろな人に試してもらいたい実験です。

科学の力で物体浮遊

【用意するもの】

ネオジム磁石
浮遊時間をますためには強めのネオジム磁石を使ってください。
100均一のものでできます。
銅管orアルミ管
これを入手できたら、準備できたも同然です。ネットでは実験用として5000円近くのものが売られていましたが、銅管もアルミ管もホームセンターに売っていました。
銅管は15mm×1mで750円、アルミ管は10mm×1mで250円でした。100均のネオジム磁石を買っても1000円程度です。
太さを揃えたかったのですが、しょうがないですね。
実験方法は銅管、もしくはアルミ管の中にネオジム磁石を落とすだけです。
すごい現象を目の当たりにします。
銅管の中にネオジム磁石を落とすと、ユラユラと浮遊しながらゆっくり落ちていくのがわかります。銅もアルミも磁石はくっつかないはず・・・
なぜ?
銅とアルミは磁石にはつきませんが、電気は通します。導体に磁力を持ったものを近づけるとどうなるか思い出してください。・・・そう、電磁誘導が起こるんです。電磁誘導によって、銅管に誘導電流(渦電流)が発生します。そして、渦電流によってネオジム磁石の落下を妨げる向きに磁力がはたらき、磁石の落下速度が落ちるというわけです。レンツの法則です。コイルに磁石を近づけると「反発する力」離すと「引きつける力」が発生するというあれですね。
それにしても不思議な実験です。アルミ管と100均のネオジム磁石なら350円程度でこの不思議さを体験できます。ぜひやって見てください。感動すること間違いなしです。

【実験動画】

磁石を強くして、銅管を太くすると・・・

磁石をもっと強くして、銅管をもっと太くすると・・・

銅管を太くして、ネオジム磁石を大きくするとここまで浮遊時間を長くすることができるんですね。すごい!

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自己紹介

ふたば

ふたば

1986年生まれ、三十路超え 近畿大学農学部卒業、理科コア・サイエンス・ティーチャー(CST)養成過程修了、家庭教師、個別指導、塾講師を経て、神奈川県で5年間中学校理科教師として勤務。現在は大阪で理科の楽しさを子どもたちに伝えるため日々奮闘中。 教材や教具の開発、効果的なICT機器の活用方法、カードゲームや問題解決を通してのコミュニケーション能力の育成など自らの実践に基づいた教育活動を展開中。 ゆくゆくはこのブログの内容を本にしてまとめられたらと考えています。記事執筆、講演依頼、書籍化についてはお問い合わせフォームからお願いします。

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子どもの理科離れが問題になっています。しかし、実験を中心とした塾が人気を集め、本屋では科学図鑑が売れているようです。大人も子どもも本当は理科が大好きなんだと思います。では、なぜ理科離れが起こるのか?学校や塾の授業が理科の楽しさを十分に伝えられていないからではないでしょうか。このブログでは学校や塾の理科の授業を楽しくするための情報を書いていきます。教材や教具、面白い実験、ICT機器の活用法、授業で使える動画、教育書の紹介の他、道徳やコミュニケーションゲームなど子どもが人として成長していくための情報も書いていきます。このブログが子どもたちに理科の楽しさを伝えるため、そして子どもたちが明るい未来を作っていくために少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

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